sutekidaneの日記

愛知県の草花のスケッチと、虫や鳥など生き物のおもしろい話です。

エミータスケッチ27/リナリア/カラス対ハト

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和名はヒメキンギョソウです。

エミータスケッチ23のマツバウンランとよく似ているなあと思ったら、同じゴマノハグサ科でした。

 

畑の横をウォーキング中、畑で何やら赤いものが動きました。キジです。

赤ら顔ですぐキジと分かります。めったに見られないのでうれしくなりました。

 

①続いて果樹園の横を歩いていた時、網の中で何かが飛んでいるのを見ました。2羽の鳥です。

前を飛ぶのはあの「ポーポーッポッポー」とのんびり鳴くのどかなハト。後ろから飛ぶのは「クエーッ カーッ」と鳴くにっくきカラスです。のどかハトがにっくきカラスに追われて逃げまわっているのです。

どちらもすごいスピード。特にのどかハトは必死ですが、にっくきカラスはこれまた凄い勢いで追いかけまわします。

ガンバレのどかハト、と見ていると、どうやらハトは網の切れ目を見つけて外へ出ました。よかった、逃げられた!と思ったのも束の間、にっくきカラスもすぐ外へ。

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②そして道路上で2羽が格闘になりました。こうなったらのどかはカラスにはかなわない。

しばらく路上でバタバタもつれあっていましたが、とうとうのどかは組み伏せられてしまいました。

③そしてカラスはのどかをくわえて空へ飛んで行きました。

すべてがほんの一瞬の出来事です。

 

赤ら顔のキジを見て、いいものを見たなあ、とウキウキしていたのに、いきなりドドーンと奈落の底へ落とされた気分(大袈裟かもしれないが)でした。

自然は時には残酷です。