6月末になるとこのアザミが咲いている所へ取りに行きます。幹線道路脇でトラックが走って危ないです。
それより危ないのはこのアザミの凄いトゲです。
初めはトゲのことなど知らず、花の美しさだけ見て、ハサミとレジ袋を持っていって大変なことになりました。
葉のトゲを見てください。あっち向きこっち向きに鋭いトゲがいっぱい出ていて、掴む所がないのです。触ろうとするとチクッチクッです。
次の年に取りに行った時は去年の失敗から学んで、軍手を二重にして、分厚いコメ袋を持って臨みました。
でも二重軍手も役に立ちませんでした。
大袈裟じゃないんですよ。とにかく花は素敵だけどトゲは芸術的に鋭い!!!
その鋭いトゲを象徴する話があります。
<スコットランドの国花>
国花になった訳は
その昔、スコットランドとノルウェー(バイキング)が争った時の話。
夜の闇にまぎれて攻撃しようと、はだしで(バイキングらしいね)身を潜めていたノルウェー軍が、アザミのトゲを踏み、その痛さに思わず声をあげた。
その声にスコットランド側が侵略の危機を察知した、という言い伝えがある。
これによりアザミは勝利の花としてたたえられ、この国の象徴となったそうです。
日本の国花は「サクラ・キク」です。
サクラの美しさゆえに国花とした日本と戦に役立った強い花を国花としたスコットランド。
菜食日本と肉食スコットランドの違いかなあ、なんて思ったりします。
上の絵はスコットランドのペットボトルの水のマーク。デザインがかわいい。
ちょっと関係ないですが、私、中島みゆきの大ファンです。
アザミときたら「アザミ嬢のララバイ」ですよね‼️