モロヘイヤさんごめんなさい。あなたのことをよく知らずみくびってました。
<エミータのひとりごと>
今日は描くものがないわねえ。
あるのはモロヘイヤか、家庭菜園で次々できるわねえ。
モロヘイヤって、エジプトから来たクセのある味の草ね。(食べたことはない)
描くには地味すぎてハナがないわねえ。(実際、葉ばかりで花もない)
まあスケッチの練習にしようかな、彩色せずに鉛筆で線だけのスケッチにすればいいか。
・・・スケッチしている・・・
あら?あなた、なかなか個性的なお姿だわね。葉の元の所にピンと2つ出たヒゲみたいなのが、まるでオリックスやアイベックスの角のようじゃありませんか。
すてきすてき、カッコいいから色も付けちゃいましょう、
ハナがないなんて言ってごめんなさい。ブログにも登場させちゃいましょう。
というわけで私の中のモロヘイヤの地位は、このヒゲのおかげでうんと上がりました。
モロヘイヤについてネットでも調べてみました。びっくりすることばかりでさらに地位が上がりましたよ。
<モロヘイヤは野菜の王様>
エジプトやアラビア半島では古くから常食されている緑黄色野菜。5000年(!)以上前から一般に普及している。
かつて重病を患ったエジプト王がモロヘイヤスープによって治ったという故事があり、「野菜の王様」とも呼ばれている。
日本に入って来たのは1980年代。その栄養価が高いことから認められ、広く普及することとなった。
<栄養価>
①カルシウムは緑黄色野菜の中でも実質第一位。ダントツ。
②カロテンの含有量は他の野菜を圧倒している。
③若返りのビタミンE、ビタミンK、鉄分が豊富。
④ネバネバ成分が血糖値の上昇を抑えるので糖尿病に効く。 その他いろいろ
<調理は>
茹でて、おひたしや和え物、炒め物、天ぷら、スープ、ジュース など
<注意すること>
種子や枝には毒性の強い成分があるので避ける。
私も調理してみて分かったのですが、葉を刻むとネバネバ成分がよく出てきます。納豆に混ぜたり、和え物にしたりするときは、茹でて刻むといいみたいです。
エジプトではモロヘイヤを刻むための専用の道具があるそうです。見てみたいですね。
ああ、モロヘイヤさん、ただの草だなんて言ってごめんなさい。危なくクレオパトラやエジプト大統領を敵にまわすところだった。
これから仲良くしましょう。たくさん食べてあげるね!