デンファレの絵と、庭先で鳴いているキジバトではなく、鳩レースに出るハトの話です。
< デンファレ >
これは濃いピンク色ですが、白い花色のものは華やかで清楚な印象なので、ブライダルによく使われますね。
ランの仲間でおまけに美しいのに、驚くほど安価になって、花に申し訳ないような気がします。
< ハト >
ハトには、キジバトとドバトがあります。
最も普通に見られるのはキジバト。↑
翼の鱗模様が目立ちます。
デーデーデポッポーとのどかに鳴きますね。我が家の庭へも水を飲みに来たり、電線につがいで仲良くとまっていたりします。
朝のウォーキングコースを変えて歩いていたら、鳩小屋を見ました。
こちらはドバトです。レース鳩です。
クルックルッとか、クックーとか鳴きます。鱗模様無しです。
鳩小屋の前におじさんが座っていたので話を聞きました。
(2階建てで立派な鳩小屋)
おじさんは120羽ほど飼っているそうです。メス、オス、子どもが別々の部屋にいました。
➖世話は大変ですね
近くに林があるでしょ。ハトを放すとそこからタカが来て、何羽もやられた。
➖レースは?
近場だと名古屋、遠いと北海道まで行くよ。
➖北海道ってここと1000Kmくらい離れてるでしょ
北海道で放して全部は帰ってこない。でも何羽かは帰ってくるよ。帰らないのは津軽海峡が越えられんのだねえ。
➖鳩たちは北海道からここまで何日かけて帰るんですか?
いや、その日のうちに帰ってくるよ。
ええっ!1000Km をその日のうちに?
その距離にもびっくりですが、北海道で放されて、愛知県のこの鳩小屋へ帰ってくるという帰巣本能に感心してしまいました。
そういえば伝書鳩というのもありましたね。
最近は近所からの苦情などでハトを育てる人も減ってきているそうです。
我が家のそばで白鳩が飛んでいるのも見たことがあります。
ちょっとわかりにくい写真ですが。
知らないだけで、案外あちこちで飼っている人がいるのかもしれませんね。