ガーベラの絵と、公園でスズメが次々やって来た、カラスも来た、という話です。
< ガーベラ >
これは花屋さんで買ったガーベラです。ガーベラはよく花束のアレンジとして花だけが使われていることが多いですね。
葉を見ることはあまりないので調べてみました。
こんなふうでした。
鉢物を買うと葉もついていますね。
< 公園でスズメがやってきた >
公園に駐車して、何とは無しに窓から外を見ていたら、スズメが一羽飛んできて、そばの植木の下へ降りました。
チョンチョンと歩いているスズメは、何か白いものをくわえていました。
何だろうと見ていると、また別のスズメが降りたってチョンチョン、そのスズメも白いものをくわえている。
あらまあ、と見ていると今度はカラスが同じように白いものをくわえて、目の前を飛んで行きました。
それからはスズメばかり次々と来ますが、ほとんど白いものをくわえています。
大きな公園だからお弁当の残りでも落ちてるのかなあ、と車を出て見に行きました
10mほど先に車が1台停まっていて、窓が開いていました。運転席に男性が。そして車のそばの地面にパンくずが散乱。ああ、この人がパンをちぎってやっていたのか。
おじさん(おじいさん?)に思いきって聞いてみました。
「おじさんがスズメにパンをやっているんですか?」
おじさんは、にっと笑って「そうだよ」と言いました。ちょっと怖そうに見えたおじさんですが、話しかけると笑顔で
「パンをやると寄ってくるからかわいくてね。一日おきくらいに来るかなあ。パンなんか百円で買えるしね。カラスも2羽来るよ。」
と楽しそうに話してくれました。
おじゃましてはいけないので、お礼を言って早々に車を離れました。
「ウォーキング?気をつけてね」と、優しいおじさんでした。
まるで昔話の「舌切り雀」のおじいさんみたいです。
舌切り雀はパンではなくてのりを舐めていて、悪いおばあさんに舌をちょん切られました。
若い人は”のりを舐める“といってもわからないですよね。
私が幼いころ、祖母や母が“のり”を使っていました。ご飯を炊いた釜などに残った飯粒を集めて、水でふやかし布袋に入れて揉むのです。
出てきた白い汁がのりになります。でんぷんのりです。
洗った浴衣をこの汁につけて(のりをして)干していました。
そんなことを思い出しました。