ハンノキの絵と、「くちびるギョウザ」と、「愛しき駄文具」(おもしろいです)の話です。
< ハンノキ >
この木は田の畦に植えられて、稲刈り後のハゼ掛けに利用されていたそうです。でも機械化が進み、利用度合いが減ったそうです。
公園にこの木があって、花が細長く垂れ下がっているのが面白いと思ってスケッチしました。
成熟すると小さな松ぼっくりのような実ができます。
こちらも面白いのでスケッチしました。
<お気に入りに入れなかったもの
くちびるギョウザ >
思い出すととても悔やまれるものがあります。それは「ギョウザを食べるくちびる」というものです。
味の素の冷凍ギョウザの懸賞に応募して当たり、送られてきたものです。
たぶん「当たらなかった方の中から◯名にプレゼント」というたぐいの賞品だったと思います。
ギョウザに付いている紐を引くと、くちびるからギョウザが離れ、その紐がチチチ・・・と音を立てながらだんだんくちびるに近づいていきます。
くちびるにくっつくまで1〜2分で、その時間がギョウザを焼く時間になっていたように思います。出来上がりを知らせるタイマーになっていたんですね。
数回動かしただけで壊れてしまいました(動かなくなってしまった)。それで捨ててしまいました。
だってそのくちびるはぼってりした変な形で、どぎつい赤色です。
これをグロテスクと言わずして何をグロテスクと言うか、といったシロモノです。
おまけにすぐ壊れたチープな作り。ギョウザだけは奇妙にリアルでした。
その頃、ヤマシタヒデコさんの断捨離に凝っていた私は当然のごとくあっさり捨てました。
捨てずにおいておけばよかった。そうすれば皆さんにも見てもらえて一緒に笑うことができたのに・・・残念‼️(^^)
私の好きな本に「愛しき駄文具」(飛鳥新社)というのがあります。
「不便でぼんくらでムダばかりだけど楽しい」という文具を集めた本です。
くちびるギョウザはこの本に載せてもいい品でした。
ちなみに、本の表紙に写っているネコちゃん🐈⬛をもう一度ご覧ください。
鉛筆削りです。お尻の穴にプスッと鉛筆を挿すと「ニャーオー・・ニャーオー・・」と切なげで悲しげな声で鳴くそうです。ス・テ・キ‼️欲しいです。