センダンの実の絵と、畑でできた大根で切り干し大根を作った、という話です。
< センダン >
大きな木の下に、このつやつやした実と小枝がたくさん落ちていました。
葉はすでに全部落ちていて、何の木かわかりません。実を調べてみたらセンダンでした。
「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」という言葉を聞いたことがあります。
センダンは苗の段階から良い香りがするように、才覚のある人は幼少時からその才を発揮する、という意味です。
でも本来これは白檀(びゃくだん)のことを語ったもので、センダンには香りがないそうです。
初夏に咲く薄紫の花は、たいへん美しく香りも良いそうです。
ひとつひとつの花は小さいけど、まとまって咲くので木全体が薄紫に見えるそうです。見てみたいです。
< 切り干し大根作り >
私の住む市(愛知県)は切り干し大根作りが盛んです。田畑の続く開けた土地は風がよく通るからか、この時季は大根を干すための網棚(名前は分かりません)が並んで、切った大根が干されています。
かなり出来上がっていますね。
私もここ数年、畑でできた大根で作っています。作り方は簡単。大根を切って干すだけ。道具はこれです。↓
*大根の皮をむいて切ります。
上手下手はありません。
*2〜3日、干します。
この3段の網は果物や魚の干物に便利。
*ハイ、できあり。
この量で、並んでる小さな大根2本分くらい。水分が抜けるとうんと少なくなりますね。
*切り干し大根の煮物にしました。
あげ、竹輪、人参、青みに三つ葉を。
切り干しニンジンも作ってみました。
ニンジン2本でこれだけです。
保存できるから便利です。