きれいなユリなのに「タカサゴユリ」って悪いヤツなの?
< タカサゴユリ >
ウォーキングしていると、この枯れたタカサゴユリがあちこちで見られます。
ほとんどは雑草の間に残っているのですが、お庭で育てているらしき家もあります。
タカサゴユリは国立環境研究所の侵入生物データベースによると、台湾原産の外来種です。だから「タカサゴ」ユリなんですね。草丈は1.5mもあります。
データベースには
「花がきれいなためなかなか駆除されない。少なくとも外来種であることを周知する必要がある」
とあります。
花はきれいです。夏のスケッチ↓
ちょっと薄くて見にくいですね。
夏に高速道路を走っていたら、法面にこのタカサゴユリが群生していて驚いたことがあります。
花が咲いた後、種を多く作りそれが風で運ばれて分布を拡げるそうです。
ここ↑に種(写真では種が飛んでしまって無くなっている)がある。
我が家もいつのまにかコンクリートの隙間から出てきて、テッポウユリに似た花が咲いて驚いたことがあります。
雑草の中をこのタカサゴユリを取りに行って、どうもチクチクすると思ったら、ひっつき虫がたくさんくっついていました。
この種は取り除くのが大変ですね。
* 下描きから完成まで *
①えんぴつでスケッチ
② 練り消しとシャープですっきり
③薄く下塗り
④濃い薄いを付けて
⑤茎などを描いて完成
(^^)