もうすぐひな祭り。これは友人からいただいた縮緬細工の雛人形です。
男雛の黒い着物、女雛の赤い着物の柄が素敵だなあ、と思います。
胸元の梅のような花も手がこんでいますね。
友人の家は旧家で、調度品など昔のものがそのまま残っています。
私には宝物の詰まったおうちに思えます
こちらもその友人の手作りのお雛様です
友人はお嬢様の結婚式の時、出席者の席札の飾りとしてこれを作りました。
私は出席していませんが、お裾分けでいただきました。
結婚式の席札の飾りですから、何十人分(ひょっとすると百人分以上?)も作るわけですよね。
作っていく過程の写真を見ましたが、気が遠くなるような作業でした。
大事な娘を嫁がせる母の愛はすごい!
友人に聞いたところ、女雛の着物はなんと、友人が赤ちゃんの時の産着だそうです。
そのままだと色が鮮やか過ぎたので裏使いにしたとのこと。考えられてるんですね。
男雛の着物は、これまたなんと、おばあ様の縮緬を解いて使用したそうです。
友人の家の玄関には、大きい縮緬細工人形や吊るし細工などが飾られています。
古いどっしりした造りの旧家に、それがよく似合ってて重々しい感じです。
写真でお見せできないのが残念です。