「サラリーマン転覆隊が行く」に続く「転覆家族が行く」の本です。
< 新玉ネギ >
新玉ネギは春の味ですね。
茹でてサラダにしました。
玉ネギの色が白いので、トマト、ブロッコリー、ゆで卵など、何と合わせても色を際立たせて見た目が良くなります。
サラダの右横にあるのはコストコで買ったオリーブオイル。小さいので1回で使い切れて便利です。
<「転覆家族が行く!!」>
「サラリーマン転覆隊が行く!」(1997年発行)をご存知のかたはみえるでしょうか?
過激で下手なカヌイストのチャレンジの本です。私はこの本の大ファンでした。この本についてはまたの機会に書こうと思います。
今日は同じ著者の本田亮さんが書いた「転覆家族が行く!!」
(2018年発行・フレーベル館)についてです。
キャプションには「死ぬとき後悔しないための家族&仕事術」とあります。
これから結婚しようとしている男性、すでに結婚して家庭をもった男性、パパになった男性、そんな人が読むといい本です。面白いだけでなく、すてきな家族作りの本です。
難しい内容の本じゃないですよ。
ちょっと変わったワイルドな家族旅行のエピソードが満載です。
たとえば
・5月の尾瀬の雪原をバイクツーリングして雪目になってしまった話
・ニセコへキャンピングカーでスキーに行って凍結しかけた話
・なぜかアフリカのケニアまで行って結婚式をあげた話
・5歳と2歳の子どもを連れて1月に奥多摩へトレッキングに行って遭難しかけ救出された話
・ニュージーランドをキャンピングカーで回った話
などなど
著者 本田さんは言います。
「今回、家族をテーマにした本を書いた理由は、たくさんの夫婦関係に悩む人、子育てに迷う人、仕事と家庭と遊びのバランスに苦しんでいる人たちにメッセージを送りたい、と思ったから」だそうです。
「つまりこの本は、日本の家族を救うために書かれた本なのだ」
とはちょっと大げさな感じがしますが。
でも日本のサラリーマンは忙しいですよね。家族と触れ合う時間なんて、どうやってつくり出せばいいのでしょうか?
本田さんは、あの高橋まつりさんが過労自殺したことで有名な広告大手代理店「電通」に勤務していた人です。
「30代から40代前半まで、残業時間は月に100時間を超えていた」というツワモノです。
そんな中で家族との時間を作るために心掛けていたことが
「金曜日はできるだけ早く帰る」だそうです。
平日どんなにハードに働いても、金曜日はできるだけ早く帰宅し、その日のうちにも目的地(キャンプ場やペンション)へ行ってその日は宿泊。
翌土曜日は大自然で一家で過ごし宿泊。
日曜日は早めに東京へ引き返す。
これで週末に2泊3日の旅行ができ、家族も大満足。
というのを月1回のペースでやったそうです。
ふーん、そうか、月1回くらいならできるかもしれませんね。
すらすら読める本です。男性方、読んでみてはいかがでしょう。