ドクダミはそのままにしておくとどんどん増えるので、抜きます。
この梅雨の時季は根まで抜き易い。まるで親の仇のように、見つけ次第抜いていました。
そんなある日、庭の木で死角になって抜かずにいた所で、ドクダミの白い花がかたまって咲いているのを見つけました。とてもきれいでした。
じいじの好きなドクダミの花
①スケッチしました。
②ちとさみしいのでもう一本追加
❸下塗り
④さらに塗り重ねて
⑤さらに花のしべを塗って完成
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< 読 書 >
しばらく体調不良でスケッチができなかったおかげで、印象深い本をたくさん読めました。
中島京子の「小さいおうち」は直木賞作品で映画化もされていますね。(黒木華主演)
今回の「ムーンライト・イン」は
古いペンションをハウスシェアして暮らす5人・・・80代女、70代男、50代介護士女、30代フリーター男、30代フィリピン人看護師女、の物語です。それぞれが言いたくない過去を持っていて、読み進むにつれてそれが現れてきます。
ネタバレになるといけないので書けませんが、根底に優しさを持つ中島京子ワールドの本、オススメです。
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「がんになった人だけが知っている
人生で大切なこと」
坂下千瑞子 (アスコム出版)
本の帯には
「3度のがんを乗り越えた医師と5人のがん患者たちが 闘病を経て新しい生き方を見つけるまでの希望の物語」
「がんになっても人生は続く 自分らしく幸せに生きられる」
とあります。
がん=死 ではなく、がんをコントロールできる時代の今、がんになってからの人生をよりよく生きていきましょう、とこの本の6人は語っています。
この本で、PFL(リレー・フォー・ライフ)という団体を知りました。
PFLはがん患者を支援し、地域によって全体でがんと向き合いがん征圧を目指すチャリティー活動です。
1985年アメリカで始まり、現在は日本を含めた世界各地に活動が広がっているそうです。
今、闘病中の友を思いながら読みました。
なんと、この本は漫画仕立て(漫画 横濱マリア)です。
たいへん読みやすく、これもオススメ。
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「沙林(サリン)➖偽りの王国」
帚木蓬生 (新潮社)
あのオウム真理教の一連の犯罪についてのレポというかドキュメントです。
1994年の松本サリン事件から、東京地下鉄サリン事件、目黒公証役場事件、国松長官狙撃事件、坂本弁護士事件、オウム真理教摘発・逮捕、裁判、死刑執行までの四半世紀が克明に書かれています。570ページの大作です。
帚木蓬生は九州大学の医師であり、「三たびの海峡」以来数々の賞をとっている作家でもあります。
大作なのでまだ読んでいる途中で、オススメかどうか分かりません。でも読むに値する本だと思います。
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これから読む予定の本は朝日新聞の読書欄がオススメしている3冊です。
図書館へ予約を入れてきたので楽しみです。
① 「泳ぐ者」青山文平(新潮社)
藤沢周平に続いて葉室麟が亡くなり、じゃあこれから時代物は誰を読めばいいのか、とがっかりしていた時、青山文平が直木賞をとり、乗り換えました。
この「泳ぐ者」は「半席」(連作短編だった)の続編で、今度は長編なので期待が高まります。
②「ミステリアム」D.クーンツ
S.キングと並ぶD.クーンツはどちらも大好きな現代ホラー作家です。
書評には「危機また危機で強烈にハラハラさせる。さすがクーンツ」とあります。うれしいっ。
③「ダンス・イン・ザ・ファーム」
中村明朕 (ミシマ社)
東京で生まれ音楽に明け暮れた著者が、山口県周防大島へ移住し、農業を営みながら得度し、僧侶として暮らす生活を綴っています。
本の副題に
➖周防大島で坊主と農家とその他いろいろ➖とあります。何がおこるのでしょう?
この周防大島はいつかTVで島の紹介番組を見てから、私の“行きたい所リスト”の上位にある島です。
この本を読むことで、島へ行く夢に一歩近づけるのではないか、と期待して読みます。