ブロガーさんの中にスティーヴン・キングのファンはいらっしゃいませんか?(興味のない方は飛ばしてください)
S.キングは1974年の「キャリー」を皮切りに、半世紀近くに渡ってモダンホラー界を牽引して来たベストセラー作家です。
ホラーの帝王(まさにキング)と呼ばれますが、作風は普通小説からミステリーやSFまで幅広いです。
映画化された「ショーシャンクの空の下で」とか「スタンド・バイ・ミー」とか「IT」とか「グリーンマイル」とかはキングが原作者です。
今回は今話題になっている「アウトサイダー」を読みました。
期待を裏切らない小説でした。
簡単に一言で言うと
悪 対 善(人間)の闘いです。
悪の方は人智を超えた邪悪なもので、とにかく強くて、人間側には甚大な被害が出ます。ええっ、この人も死んでしまうの?という無慈悲なことが次々起きます。
あまりのひどさにキングはどういう感覚なんだ、と思えるほどです。
闘いは劣勢になりますが、人間側は正義、愛、信念といったものに支えられての闘いなので諦めず立ち向かい、被害甚大ながら最後には勝利します。
私がS.キングを好きな理由は、ホラーでもミステリーでもSFでも、小説全体が人間の愛や優しさで貫かれている点です。いつも読み終わったあと、心が満たされた気になります。
< ハマユウ(浜木綿) >
今の時期によく見かけるハマユウ。
コルク質の種皮に覆われている種は軽くて水に浮くため、波に乗って運ばれ、海岸によく咲くそうです。ハマ(浜)ユウ(木綿)という名の語源です。ユウは木綿のこと。
秋に咲く彼岸花と形が似ていると思ったら、同じヒガンバナ科でした。
夏の白いハマユウ
秋の赤い彼岸花
ちょっと面白くないですか?
中央からいくつか花が出ますが1つの花が1日で萎んでしまうので焦って描きました。