イギリスでレンタカーを借りて走りました。
イングランドのロンドン市内は地下鉄・バスでどこへも行けますが、スコットランドは公共交通機関では不便なのでレンタカーでまわりました。
(エジンバラ駅前で車を借りる)
イギリスのレンタカーの旅でてんやわんやだったのは次の3点です。
❶ ナビがわかりにくい
❷ ロータリー(ラウンドアバウト)に慣れてない
❸ どの車もスピードを出す
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❶ ナビがわかりにくい
レンタカーは日本で予約していきました。会社はハーツHertzです。
ニッサンの車でした。
イギリスは日本と同じ右ハンドル、左側通行で運転しやすいです。ただウィンカーとワイパーの位置が左右逆転していました。
日本では日本語のナビ付き車を予約していったのに英語ナビの車しかありませんでした。
だから英語を聞きとらないといけません。おまけにナビの情報がやや遅れ目に流れてわかりにくい。
さらに長さの単位はメートルではなくマイル。(1マイル=1,609km)慣れるまでピンときません。
「12マイル先のラウンドアバウトを右へ」と言われると、
えっと12✖️1、6=19、2kmか、と慣れるまで大変でした。
初めのうちはナビ(英語)とスマホ(日本語)を両方使って走りました。
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❷ ラウンドアバウト
日本でいうロータリーのことです。
交差点はほとんどがラウンドアバウトになっています。つまり信号が無くてとまらず自分で右左折できます。
私はこれが難しくて一番てんやわんやでした。でも理解しないと道から出られなくていつまでも回っていることになります。
興味のある方は次の説明をお読みください。
➖ラウンドアバウトの渡り方➖
ラウンドアバウトは時計回りに回りながら目的の道路へ進む。
進入は右ウィンカー、脱出は左ウィンカーの合図が原則だ。
先入車優先なので進入時に右に車が見えた場合は入り口で一時停止して待つ。
周回中は内側を走り、目的の分岐の手前で左ウィンカーで外側に移動する。
何度回ってもよいので分岐がわからなくても焦る必要はない。
出るための車線のルール違反でクラクションを鳴らされて停められ、怒鳴られている車を見ました。
私たちが間違えたのは幸いにも出口を一度通り過ぎただけでした。
でももうラウンドアバウトはこりごり。
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❸ スピードが速い
遠くへ行く時はM道路(モーターウェイ)で行きます。高速道路です。最高時速は70マイル(112km)、無料です。
これがみんなぶっとばす。
ゴルフの全英オープンが開催されるゴルフの聖地、セントアンドリュースへ行きました。
あ、ゴルフをやりに行ったんじゃないですよ。ツレが見たいと言うので行きました。
エジンバラから時速100km越えで1時間走りっぱなしで疲れました。勿論帰りも同じ。ラウンドアバウトがほとんど無いのはよかったですが。
高速道路でない道でも結構スピードを出す車が多くて驚きました。路線バスも飛ばすんですよ。イギリス人はスピード狂?
今回私は運転しませんでした。運転を見てても怖いので、後部座席で窓から外を眺めていたくらい。
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5日間だけでしたが、もう外国でのレンタカーの旅はごめんです。
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ちょうどヘンリー王子の結婚式が行われていてイギリス中が大騒ぎ。記念に王冠の付いたスプーンを買いました。雑誌も買ってきました。