sutekidaneの日記

愛知県の草花のスケッチと、虫や鳥など生き物のおもしろい話です。

エミータ829/黄葉・登山・バイク

「今日は絶好の紅葉日和」とTVの天気予報で言っていました。

それで三重県鈴鹿国定公園付近へ行きました。

御在所ロープーウェイは大人気らしく車が大渋滞だそうです。

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    ( ↑御在所山頂の ロープーウェイ駅 )

御在所は避けてずっと山道を走っていくと、武平トンネルがありました。

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標高800mです。伊勢湾が見えました。

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武平峠駐車場とその周辺は車やバイクがたくさん停まっています。

ナンバーを見ると

名古屋、三河尾張小牧、岡崎、豊田、一宮など愛知県のほか

三重、四日市鈴鹿、岐阜、浜松、滋賀、金沢、福井など周辺の県のほか

京都、飛鳥、山口、なにわ、など遠い県もありました。

みんな秋の山を楽しみに来た人たちですね

 

駐車場に車を置いたあと、武平トンネルを通らずに武平峠を歩いて登って通ろうと思いました。そうしたら
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険しい道の連続です。途中、木の根を掴んで四足歩行。無謀だったかと少し後悔。

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すれ違う人たちは完璧な登山スタイルで、軽装の私はとても恥ずかしくなりました。

この人たちは武平峠から御在所登山をする人たちなのでしょう。

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やっと無事に峠を越えました。また駐車場へ。

 

のぼって来たのは三重県側からでしたが、今度は滋賀県側へ下って行きました。道の両側は黄葉しかない、黄色の世界。

 

滋賀県野洲川(やすがわ)ダムまで行ったら視界が開け、びっくりするくらいの紅葉の山々が現れました。

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写真は上手く撮れてませんね。実際はとてもきれいでした。

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この野洲川ダムから見る紅葉の山並みは絶景なのに殆ど人がいませんでした。穴場です。

 

近くで食事して外へ出たら、そこにはライダーハウスという店があって、バイクの人の溜まり場みたいでした。ずかともさんを思い出したよ。

たくさんのバイクの中でひときわ大きくてカッコよくて 目を引くホンダのバイク、1600ccだそうです。「このバイクはバックもできるんだよ」とのこと。遠慮しないで写真を撮らせてもらえばよかったなあ。

 

エミータ828/小さい子どもの字は胸キュン

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幼稚園年長さんから、先日ご招待した「おいもほり」のお礼状が届きました。

幼児の字はかわいいですね。

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幼児が「おれが」だなんてかーわいい。

お手紙を書くために先生が「おじさんおばさんたちは暑い夏も水をやってくれたんだよ」ってお話ししてくれたんでしょう。

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書くことに困ってる子には「おいもをどうやって食べたい?」と誘導尋問してくれたんでしょう。

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まだ字が書けない子も多いでしょうに。間違ってる字がかえってかわいい。

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「れ」や「を」はムズイよね、頑張って書いたね。

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何度も書き直した跡が見られて、あー大変だったねといじらしくなります。

手紙指導の先生もお疲れ様でした。

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はい、来年も頑張っておいもを作るからまた来てね。

来年は小学生だから芋掘り会の一般の部で会おうね。

エミータ827/京都で面白かったことと驚いた(!)こと

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京都の中華料理店にはってあった貼り紙

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店の中を覗いたら頑固オヤジみたいな店主が見えました。皿洗いの人は見つけられませんでした。

             🍳  🍳  🍳

京都の観光地はレンタル着物の外国人が溢れていました。

パッと見、とてもきれいな和装姿の外国人ばかり。多くがモデルみたいだけど、そうじゃない人もいます。女性も男性も。靴を履いている人もいる。写真がないのが残念です。

 

歩き疲れて四条のタリーズコーヒーへ入ったら、そこにも着物の外国人がたくさん。

奥の喫煙室に着物姿の女性がいました。

足を大きく組んでタバコを吸っていました。「大きく組んで」ですよ。もちろん太ももも出ている・・・びっくりでした。

 

レンタル着物の料金はネット注文の安いものだと、セット料金で3,000円くらいからあります。セットに含まれるものは、小紋、帯、肌着、長襦袢、和装バッグ、足袋、草履、かんざし。手ぶらで来店でOKとのこと。これまたびっくりでした。

エミータ826/京都三条会商店街を楽しみ尽くす

 

ここは京都の老舗商店街、600mにも及ぶ商店街には老舗から新店舗まで約180店舗があり、地元の人々の衣食住をカバーしています。

アーケードがあって雨の日でも安心。

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様々な店があります。飲食店、八百屋、ケーキ屋、惣菜屋,フルーツ屋、カフェ、マッサージ店,魚屋、カットサロン、自転車屋、雑貨屋、たい焼き屋、靴や、公園、神社、仕出し屋、オーガニック店、パン屋・・・

道幅が広くて自転車で飛ばして来る人がいるのがちと難点。ぶつからないかとヒヤヒヤします。

このところキッチン付きの貸家に連泊しているので、この商店街はありがたい。

 

  ーーー 店のいくつかについて書きます。

★   いつ見ても客がたくさんのお肉屋さん。

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手作りハンバーグ(冷凍・180円)は店の人気商品で、早々に売り切れるしお一人5枚までの制限があります。試しに買って焼いて食べたら「これが180円?」という美味しさ。売り切れのわけがわかった。もちろん他のお肉も質がいい。

★   食品店の店頭の水槽に放たれた豆腐、残りは1丁

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パック入りじゃない豆腐を見るのはずいぶん久しぶり。店番のおじさん(長靴姿)に聞いたら、毎日早朝2時から豆腐を作るそうです。1丁170円、豆腐の形が愛知と違う。寒くなったので湯豆腐にしました。厚揚げもおいしかった。

★   鯛焼き屋 「天然鯛焼」ってどんな鯛焼き?さっきまで泳いでたんかい?

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普通の鯛焼きでした。

★   洋服屋

安い服が所せましと掛けてある店。ちょうど値引き日だったので2,000円→1,340円で。薦められたので買いました。お尻までかくれる大きいシルエット。裏は起毛。

 

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たまには自分の好みではなく、お店の人に薦められたものを買って着てみるのもいいもんです。世界が広がります。(大げさか)

★   八百屋に果物がずらり

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みかん、りんご、小松菜を買いました。りんごは食べ比べようと3種類を。

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この八百屋の兄ちゃんはどの野菜果物についても熱く語ってくれます。「僕ら売る者は生産者の思いを買う人に伝えるのが仕事だと思ってる」そうです。

3種類のりんごには名前を貼ってくれて、小みかんは皮の剥き方をレクチャーしてくれました。

★   喫茶店とケーキ屋はたくさんあります。

コーヒー豆を売る喫茶店に入りました。私は「本日のコーヒー」を注文したけど、隣に座った男性はなにやら難しい名前のコーヒーを頼んでいました。1杯ずつ挿れてくれます。コーヒーカップが壁にずらり並んでいて、私には秋らしい柿の絵のカップでした。私のコーヒー代は500円、お隣さんのはもっと高い。

★   もう一軒の肉屋さん。

ここも人がたくさん。京都駅にも出店している有名店。ミンチカツ(290円)とコロッケ(150円)を買いました。いつも笑顔で対応してくれる店員さん達は外国の人ばかりです。

★   雑貨屋

スタッキングできるガラスコップ(レンジ対応)を5個も買ってしまった。高さが短いのが気に入った。

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愛知まで持ち帰らなきゃいけないのにさ、バカだね。

★   個人商店だけでなくスーパーも2つあります。客は多いです。

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★   活気ある魚屋さん(エミータ823で書いた)

★   靴修理店(エミータ825 で書いた)

★   本格中華「魏飯夷堂(ぎはんえびすどう)」、気に入って 2回も行ってしまいました。いつ通っても店の前には並んでる人がいる人気店。

★   三条若狭屋の祇園ちご餅  老舗です。

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ちご餅は甘く炊いた白味噌求肥で包み氷餅をまぶした銘菓.3本入り648円。

 

京都三条会商店街

     京都市中京区今新在家西町1-1    です

 

 

 

 

エミータ825/長年のあこがれ・夢だった

靴を磨いてもらうのはすてきだなあ、と思っていました。

通勤途中に履いている靴を磨き台に乗せてシュッシュッと磨いてもらう姿・・・カッコよくて憧れました。一度私も体験したい、長年のあこがれ・夢です。

汚れを取ってクリームを塗ってツヤツヤの靴に生まれ変わらせてくれる靴磨き。

 

でも通勤していた頃はそんな靴磨きをしてもらう機会はありませんでした。ずっと心の片隅にあっただけ。まあ思ってるだけの夢ですね。

駅で「ミスターミニット」という店を見るようになりました。

かかとが取れたり靴に傷がついたりの靴修理をしてくれるみたいでした。たぶん靴磨きもやってくれるでしょう。でもなんだか垣根が高くて今までずっと素通り。

 

今回、旅行中で町をぶらぶら歩いていたら、「靴修理」という店がありました。

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今の私は・・・《長年の憧れ》・《旅先》・《今日は革靴を履いている》・・ ・全てそろってる

ワオ!夢を叶える時か!思い切ってそっと戸を開けました。

プーンと皮のいい匂い、お客はいません。

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しばらくして「はい」と奥から店の人が出て来ました。

「靴を磨いてもらえますか?」と聞くと

「10分ほどかかりますがお待ちいただけますか?」 もちろん!!

「では掛けてお待ちください」

ずっと憧れていた、靴磨き台に足を乗せるスタイルではありませんでしたが十分嬉しい。

靴を脱いで渡し、皮のスリッパに換えて皮の椅子へ座って待ちました。

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店の内部はこんなふう。ワイルドな靴が並んでる。

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この店は靴の販売はしていなくて、修理全般の他、パーツ交換や自分好みの靴にリメイクするなどをやっているそうです。実際にお客さんが来てリメイクの相談をしていました。

 

店の人は私の靴を磨くためにカウンターへ乗せて、靴紐をはずして隅々まで磨いてくれました。

最後に靴を奥へ持って行ってスプレーを掛けてきて

「乾くまでお待ちください」

しばし雑談の後、紐を通して完成。

昨日雨に濡れてツヤのなかった靴はしっとりツヤツヤになりました。

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代金は1,430円でした。

夢が叶ってうれしい。

     ★  次回はこの靴修理店のある三条会商店街のことです。また見てね。

エミータ824/日本のお宝、正倉院展

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「第77回正倉院展」へ行ってきました。

奈良国立博物館で毎年開かれています。今年は9,000件の宝物のうち67件が出品されていました。

 

混雑を避けるために時間は指定されています。私の指定時間は午後2時です。

奈良博へ着くとずら〜り、入館を待つ長蛇の列。

気候がいい時なので、奈良公園の緑や鹿を楽しみながら快適に待っていると、時間指定なのでそう待つことなく入館できました。いいぞ。

 

展示物には横に簡潔な説明文が付いています。見学者はそれを読みながら「なるほど」とか「すごいな」とか「ほんとや細かい」とか呟きながら展示物を見て、見終わったら進んでいくので混雑してても結構らくに見られます。

イヤホンの説明を聞きながらの人、車椅子の人、杖をついている人,双眼鏡(拡大鏡?)で見ている人、老若男女さまざまな鑑賞風景です。みんなが譲り合って見ようと心がけているように思いました。

展示のガラスケースに顔を近づけて見る人が多いので、係の人が時々ガラスを拭いていました。

休むための椅子が少ないのが残念でした。

 

奈良時代東大寺大仏開眼会で、聖武天皇が大仏の瞳を点じるのに用いられたという筆がありました。

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752年のことですよ、1300年近く前に用いられた筆が残ってる? それは見たいですよね。

子供の頃、社会の教科書に大仏開眼のさし絵がありました。聖武天皇が持つ筆にたくさんの紐が結ばれていてその端を人々が持っていました。

その時の紐も展示されていてびっくりしました。

絹製で鮮やかな緑色、長さは200mもありました。1300年前の紐(!}
 

今回の正倉院展の目玉は瑠璃杯(るりのつき)。高さ11、2cmのガラス製のさかずき、シルクロード文化を象徴するものです。

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この瑠璃色の杯で聖武天皇は何を飲まれたのでしょう? ロマンを感じます。

 

正倉院の展示物は驚くことばかりですが、はてこの9,000点もの宝物をどうやって現在まで保存できたのだろう?

またまた子供の頃の社会の教科書の出番です。

ちゃんと書いてありましたよね、正倉院の「校倉造り(あぜくらづくり)」って。

断面が三角形の木材を組んで、湿気の多い日本の風土から収納物を守った

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   (これは読売新聞が出した子供向けの正倉院展特別版、会場で配られてた)

高床式だったこともよかった。

奈良時代の人たちに大拍手! 👏👏👏👏👏

 

歴史への知識の乏しい私は、正倉院展を見にいく前にNHK日曜美術館」の「第77会正倉院展」を観て予習をしました。番組ではゲストにモデルの森星(もりひかり)をまじえて、わかりやすく説明してくれました。

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     ( 左が森星、右が姉の森泉 )

予習は大事、展示物がより身近に感じられました。

 

こんなに感激して見学した正倉院展ですが、見学の後でミュージアムショップで買ったのは、正倉院とも奈良時代とも全く関係ないこれ。

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南部鉄器の「新錫杖頭」です。

振ると澄んだ音が響き渡ります。何に使おうかな、ワクワク。

 

 

 

エミータ823/男の料理は大胆だ

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友人Aさんと2人で貸家に宿泊しています。この貸家は、キッチン・洗濯機など生活に必要な設備が備わった宿泊施設です。キッチン付きですから基本的に食事は自分たちで用意します。Aさんは料理が得意です。

 

今日は週末を利用してAさんの夫も貸家にやって来ました。

その横に大きな商店街があるので、3人でお店を見ていた時のことです。

魚屋でAさん夫がハギに目が釘付けになりました。

40cmを超えるような大物のウスバハギです。
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魚好きのAさん夫は魚屋のお兄ちゃんと値段交渉をして買うことにしました。

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貸家には出刃包丁がないのでここで調理してもらって、代金は2,600円です。

ハギの皮を剥いで、片身は刺身用のサクにしてもらい、頭や骨などのアラもキモも全部持ち帰りました。

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Aさん夫はこれらを今から料理してくれる気です。

この日の夕食は肉料理の予定でしたが、急遽ハギ料理に変更になりました。

「男の料理」です。スーパーでネギと生姜を買って帰って、さっそく男の料理スタートです。

Aさん妻はアシスタント、私は記録係です(ほほ見てるだけ)

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なんせ貸家ですから刺身包丁もありません。鍋も大鍋はありません。

でも男の料理ですからね、「小さい鍋へ無理やり入れよう」

鍋に醤油・砂糖・酒・水を煮立たせて、切り身とアラと肝を全部入れて

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ついでに生姜とネギも入れて煮ました。

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ワインを飲みながらやってました。男の料理ですね。

次は文化包丁でお刺身を作りました。

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「薄皮がちょっと残ってるけど、こんなものは食べてしまおう」

男の料理は細かいことは気にしない。

2品完成して「よしっ」「ええなあ」「うまそ」、自画自賛です。

釣りが趣味だったということで手際がいいです。

「今日はもう出かけるのはやめて、早めにハギで飲もう」

男の料理に常識は不要。風呂に入って早めの酒盛りになりました。

「今日はウスバハギづくしだ」

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刺身は薬味のネギをちょいと乗せて食べます。う、うまい、

煮物の肝はねっとりとして超絶うまい。

ハギの身は白身で淡白、ほろほろとしています。

ああ、幸せな夕食でした。