みかん
頂き物のみかんです。
周防大島(すおうおおしま/瀬戸内海の小さな島)のみかんです。
周防大島といってもご存知ないかもしれません。行方不明になっていた2歳児をボランティアの尾畠さんが見つけた島、と言えば、ああ、あそこね、と思い出しますよね。そうです、あれが周防大島です。
暖かい気候でみかんが特産だそうです。
❶ スケッチ。欲張って5個も描いてしまった。あとで色塗りが大変なのにね。
❷ 下塗りの時、光って見えるところを塗らずに白く残します。
❸ 重ね塗りをしてほぼ完成
❹ おっと、影をいれなくちゃ。
2Bの鉛筆で影を描いた後ぼかします。
❺ できあがり。後は食べるだけ(^^)
* * *
🌸< 抱きしめて寝たモノ>💠
かんてんぱぱミュージアム 「野村陽子植物細密画館」へ行ってきました。
長野県伊那市(いなし)にあります。
かんてんぱぱ製品を
(↑我が家のお気に入り)
製造している伊那食品工業が運営している美術館です。
野村陽子さんの描く植物の細密画が常設展示されていていつも無料開放です。私は今回で3回目です。
館内は写真が撮れません。
(↑パンフレット)
印刷されたものでなく実際に描かれた作品が見られるというのは素晴らしいことです。ありがたいです。
絵の下の台に大きな虫眼鏡が置かれていて「拡大して見てください」と書かれています。それもあちこちに虫眼鏡が。
下書きの鉛筆の跡や線を消した跡まで見えました。
そうか、こういう風に描くのか、といい勉強になります。
今回の3回目は、野村さんの20年間の締めくくりとして作品集が出版されたばかりでした。思いきって買ってきました。表紙のシクラメンの根が細かく描かれてますね。
260ページに254の絵が載っていました。
牧野富太郎博士の「原色植物大図鑑」は学術的に素晴らしい植物図鑑ですが
(学術的な本)
こちらの本は、それにさらに美しさや野村さんの感情が加わっている絵だと思います。
(芸術的な本)
こうして並べると両者の違いがよくわかります。
少し前にブログに書いた“マムシ草”も載っていました。
<マムシ草の花>
<マムシ草の朽ちた実>
宝物のような本がうれしくてうれしくて、夜は本を抱くようにして寝ました。
みなさんにもそういうモノがありますか?