葉付きショウガを描くのは私にとってムズイです。
「画材に」とショウガをもらいました。掘りたてのショウガは、とてもよい匂いを撒き散らします。
持ってきた人の体からも、しばらくショウガの匂いがとれません。
スケッチブックとショウガを前にして「・・・・」の私
どうしてかと言うと、今の私の力では思うように描けないことがわかっているからです。昨年も描いて散々でした。
昨年描いたもの↓葉まで描けなかった。
でも気合いを入れて描き始めました。
まずは鉛筆でスケッチです。
葉がすぐ枯れ始めるので、葉の部分だけ先に描きます。1日では描けなかったので、その日終わったら、下の根の部分(ショウガ)を水にどっぷり浸けておきました。
葉を描くのに3日もかかりました。
水に浸けてあっても、途中で葉の色が変わり始めました。
3本の茎と葉は交差している所が多く、描いている間に訳がわからなくなります。そのため葉に油性ペンで番号をふって、スケッチの葉の余白にも番号を書いておきます。
やっと葉の部分が完成。(と思いたい)
葉はすっかり薄茶色になっていました。
下の根の部分にかかります。
先ずは鉛筆スケッチ。根が入り組んでいて描きにくいです。
下部分も3日かかりました。1日中描いているわけではなく2時間ほどですが。
やっと完成。(と思いたい)
いつも、どこまで描けばいいのか、まだ描き残している所があるんじゃないか、と悩みます。そんな時は、納得がいくまで筆を持って描くときもありますが、多くの時は、「まっいいか」と諦めて筆をおきます。(自分に甘い)それが私の良くない点だとわかっています。
そして自分に甘い私のショウガの絵が完成。(と思うことにする)
画材としての役目が終わり、晴れてお料理に使えるショウガになりました。
甘酢漬けや紅生姜はみずみずしくて美味しいです。