クスノキの絵と、私のお気に入り17、飛騨産業の50周年ベストセラー応接セット、「穂高」の話です。
< クスノキ >
クスノキは公園や道端に多く植えられています。青紫っぽい実が好きなのでたびたびスケッチします。
*** 私のお気に入り 17 ***
メリーポピンズ風にいうと
♪ My favorite things ♪ です。
身の回りで毎日使っているものの中で、特にお気に入りのものがいろいろあります。
使い易い/便利/センスがいい/などがお気に入りの条件です。
今回はそうした中から、お気に入りの応接セットを取り上げてみます。
< 飛騨産業の応接セット
➖ 穂 高 ➖ >
“応接セット”って懐かしい言葉ですね。今はこんな言葉はあまり聞きませんね。
(今も販売されている穂高シリーズ)
我が家では40年以上前に買った年代物です。
その頃、若くてお金のなかった私たち夫婦は、節約のためバス代を浮かそうともっぱら歩いていました。(お腹が大きかったのに)。それなのにどうしてこんな分不相応な家具を買ったのか?。
たぶん当時愛読していた“暮しの手帖”に載っていた記事を見て、「これだ!」と気に入ってしまったのだろうと思います。
そして子どもが生まれ、育ち、家を建て替え・・・という我が家のあゆみと共に生きてきたような家具。
40年の間にクッションも下のゴム(座枠)も2〜3回替えたり、クッションカバーも何度か手作りしたように思います。
もうずいぶん前のことでおぼろげな記憶です。
これ↓が座枠です。クッションも。
10年前に家の建て替えをした時、一度は捨てようと決めたのですが、やっぱり愛着があって捨てられず現在に至っています。
新しい今風のソファータイプの椅子に地位を譲り、今は家のあちこちに分散されています。
1脚は居間でテレビを観る椅子として毎日活躍中。
1脚は本棚の横で調べ物をする時の椅子として
3連椅子の真ん中1脚は処分され、残りの2脚は居間以外の部屋へ
テーブルはその横でTV台になっています。
こんなに長く使われたのは、やはり座り心地がいいからですね。どっしりして包み込まれるような安心感があります。
そしてレトロな外観もいい。
昨日TVドラマでこのセットを見ました。クッションの模様が変わっていましたが、すぐわかりました。石原さとみが座っていました。