sutekidaneの日記

愛知県の草花のスケッチと、虫や鳥など生き物のおもしろい話です。

エミータS.233/クスノキ/応接セット(飛騨産業・穂高)

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クスノキの絵と、私のお気に入り17、飛騨産業の50周年ベストセラー応接セット、「穂高」の話です。

 

 < クスノキ >
クスノキは公園や道端に多く植えられています。青紫っぽい実が好きなのでたびたびスケッチします。

 

 

 

*** 私のお気に入り 17    ***

  メリーポピンズ風にいうと

  ♪ My  favorite  things  ♪ です。

身の回りで毎日使っているものの中で、特にお気に入りのものがいろいろあります。

使い易い/便利/センスがいい/などがお気に入りの条件です。

今回はそうした中から、お気に入りの応接セットを取り上げてみます。

 

 < 飛騨産業の応接セット

      ➖ 穂 高 ➖ >

“応接セット”って懐かしい言葉ですね。今はこんな言葉はあまり聞きませんね。

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 (今も販売されている穂高シリーズ)

 

我が家では40年以上前に買った年代物です。

 

その頃、若くてお金のなかった私たち夫婦は、節約のためバス代を浮かそうともっぱら歩いていました。(お腹が大きかったのに)。それなのにどうしてこんな分不相応な家具を買ったのか?。

 

たぶん当時愛読していた“暮しの手帖”に載っていた記事を見て、「これだ!」と気に入ってしまったのだろうと思います。

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 ( 暮しの手帖 花森安治の記事)

 

そして子どもが生まれ、育ち、家を建て替え・・・という我が家のあゆみと共に生きてきたような家具。

 

40年の間にクッションも下のゴム(座枠)も2〜3回替えたり、クッションカバーも何度か手作りしたように思います。

もうずいぶん前のことでおぼろげな記憶です。

これ↓が座枠です。クッションも。

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10年前に家の建て替えをした時、一度は捨てようと決めたのですが、やっぱり愛着があって捨てられず現在に至っています。

 

新しい今風のソファータイプの椅子に地位を譲り、今は家のあちこちに分散されています。

 

1脚は居間でテレビを観る椅子として毎日活躍中。

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1脚は本棚の横で調べ物をする時の椅子として

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3連椅子の真ん中1脚は処分され、残りの2脚は居間以外の部屋へ

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テーブルはその横でTV台になっています。

 

こんなに長く使われたのは、やはり座り心地がいいからですね。どっしりして包み込まれるような安心感があります。

そしてレトロな外観もいい。

 

昨日TVドラマでこのセットを見ました。クッションの模様が変わっていましたが、すぐわかりました。石原さとみが座っていました。