sutekidaneの日記

愛知県の草花のスケッチと、虫や鳥など生き物のおもしろい話です。

エミータS.354/トマト/「女帝・小池百合子」

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ミニトマトではなく中玉トマトです。

案外おいしいですよ。

❶ スケッチ

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❷ 薄く色を付けて

光っているところは白く残しました。

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❸ 塗り重ねます。赤と緑の部分がはっきりしたトマトです。

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❹ なかなかトマトの色に近づきませんが、このへんでやめて

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❺ 影を付けて完成

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今日は卵と炒めていただきました(^^)

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 「 女帝 小池百合子

     石井妙子著  文藝春秋

          2020年

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表紙裏の本の説明

「女性初の都知事であり、女性初の総理候補とされる小池百合子

『芦屋令嬢』、破天荒な父の存在、謎多きカイロ時代。

キャスターから政治の道へ。

男性社会にありながら常に『風』を巻き起こし、権力の頂点を目指す彼女。

誰にも知られたくなかったその数奇な半生を、つきまとう疑惑を、百人を超える関係者の証言と三年半にわたる綿密な取材のもと描ききった。

あなたは一体何者なのですか➖➖」

 

いつも早寝の私がついつい夜更かしして読んでしまいました。

小説ではなくノンフィクションで、事実(かどうかわかりませんが)が並んでいるのですらすらと読み進められます。444ページの大作です。

 

第52回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した作品なので読もうと思いました。読み始めて、実に細かく丁寧に取材されたものだと驚きました。

 

授賞式で石井さんは

「批判を恐れて抑えた表現に逃げるのではなく、覚悟を決めて、書くべきことを書いた」と話しています。

ここまで書くのは勇気がいったと思います。政治家の資質を問う貴重なノンフィクションです。

 

読み進むにつれ、これは事実なのか?何故こんなことが社会に通用するのか?虚言、ホラ、ペテン、人間性の欠如などに、呆れるというより苦しくなるほどでした。(このノンフィクションが事実を伝えているとして、ですが)

 

以前、エミータS.346で小川糸 作「ライオンのおやつ」について、「優しさと愛に溢れた小説です」と書きました。読み終わったとき、心が優しさに包まれた感じがしました。幸せな気持ちになりました。

「女帝 小池百合子」は、読後、その反対の気持ちになりました。嫌なものを読んでしまったなあ、と。