ホオズキの絵と、開店祝いのスタンド花をみんなで持ち去る風習についての話です。
ホオズキの花は白色です。
花が咲き終わると、ガクが大きくなって果実を包み込み、やがて赤くなります。
それが普通よく見られるこの絵のホオズキですね。
お盆にはホオズキ(鬼灯)を飾ります。
それはこのホオズキを死者の霊を導く提灯に見立てることから。
ご先祖様が帰ってみえる目印の提灯の代わりとして飾るそうです。
花屋さんで、お盆前には高い値段でしたが、お盆明けには1本100円、と値下がりしていたので買ってスケッチしました。
私はいつもニュースで見るだけ。
一度行ってみたいなあ、と思います。
<開店祝いのスタンド花>
朝、生ゴミを出すために外へ出たら、何やら人だかりがして騒がしい。
見ると、開店祝いのスタンド花(5〜6個)の花を持ち帰る人たちでした。
店のオープン時間まで待っていて、お店の人のOKが出てから持っていったそうです。
車で来て待っていた人もいて、あっという間に花はなくなり、スタンドと下に落ちた花や葉だけになっていました。
開店祝いの花をみんなで分けて持ち帰るのは愛知県だけの風習でしょうか?
ググってみました。
「東日本ではほとんどないが、中部日本や西日本の一部地域ではある。」
「祝い花が早くなくなることは店が繁盛している証拠である、と考えられているため」
とありました。
お店によっては、「花を持っていかないでください」と表示してあることがあります。
そういう時に持っていく人はいません。
あっという間に花がなくなったこのお店が、これからうんと繁盛していくことを願います。