腹痛で胃腸科病院へ行きました。
地域でとても評判のいい病院です。
何が評判がいいかというと、設備が整っていること、医者の技術が優れていることはもちろん大事な要因ですが、患者(病気)に対する対応が親切で真摯だということです。
実際にかかってみて本当だと納得しました。最近は訴える症状を聞きながら目はパソコンにのみ向いてカタカタ、、という医者が多い中、面と向かってじっくり話を聞いて考えてくれます。
受付で院長先生か副院長先生(息子)かどちらかを患者が希望するシステムです。やっぱそこは「長」の付く方がいいだろうと院長先生を選びましたが、待ってる間、隣にいたおじさんに聞くと「どっちもいいよ」とのことでした。
さて診察です。院長先生はどっしりしたカバさんみたいな先生です。一方若先生は精悍なピューマみたいな先生でした。2人とも患者に人気があります。
後日に内視鏡検査を受けることになり、その日は検査の説明を聞きました。カバ先生は説明の途中でやおら私の手を取り(え?な、な、何ですか?カバ先生!)
「はい、手をゲンコツにして、、、、こういうポリープがあったらすぐスネア(輪っか)をかけて切っちゃうの」 あー、そういうことですか、説明のために握ったのね、びっくりしたあ。
説明を聞いてその日は帰宅。検査の日を待つというのは落ち着かないものですね。
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前々日から検査前の用意が必要なんだそうです。
《 前々日 》
野菜類など消化の悪い物は控える
《 前日 》 おすすめメニュー
* 朝、、、、、食パン1枚
* 昼、、、、、素うどん 丸亀製麺のうどんにしました
* 夕、、、、、おかゆ
* 夜の下剤 250ml
胃カメラのバリウムのように飲みにくくないですが、この下剤は酸っぱいんです。だから水と一緒に飲みます。さらにゴクゴクと一気に飲んではダメで30分ほど時間をかけてゆっくり飲むんですよ。かなり難儀です。
下剤ですから当然夜はせっせとトイレへ通う。ベッドで寝るよりトイレの便器で寝たいくらい。
《 検査当日 》
ゴッホの複製画のあるきれいな個室です。(トイレ付き←これ大事)
ここで2時間かけて下剤とお茶を2000ml飲んでは出し飲んでは出しを繰り返しながら、腸内を便のない状態までもっていきます。
こんなに飲んで出すのは苦痛でしたね。
《 内視鏡検査 》
検査はカバ先生ではなく若いピューマ先生でした。
大腸に空気を入れて膨らましながら内視鏡で見ます。20分くらい。モニターに映る映像を見ながら先生が説明をしてくれます。
先生はてきぱきと動きますが患者への優しさと敬意ある処置で、ふしぎと恥ずかしさは感じませんでした。
私の大腸壁はツルツルでした。結果は「ポリープ切除なし、特に問題はなし」シロでした。よかった。
大腸内視鏡検査は胃カメラと比べものにならないくらい楽。だって痛みが無いんです。内視鏡検査より下剤の方が苦痛なくらいでした。
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《 おまけ 》
検査の後、お腹が痛いので早々に車で帰宅してベッドで横になりました。そうしたら、こんなの今までの人生初だ、というようなでーーーっかいおならが4発も!ぶおおおおおーっ、ぶおおおおおーっ、ぶぶぶぶーっ、ぶぶおおおーっって。
検査時に大腸内へ送り込んだ大量の空気が出たんです。(臭くないんだよ) 公共交通機関で帰る途中だったら大変だった。家で出てよかった。ふう、、、