海外でスリ・置き引き・詐欺などのトラブルに遭わないように気をつけています。
私の海外旅行は始めのうちはツアー参加でした。ツアーでは添乗員さんや現地係員さんから、トラブルに遭わないようにいろいろな話を聞かされました。
パリのガイドのアニータさんからは、バスでパリの街を走っている時「あの人とあの人と・・はスリです」と実際の人を指して説明されたり、「パリの地下鉄はスリの集まり」と注意喚起されました。
イタリアでは「ナポリはスリどっさり」と言われたり、ウイーンでは「写真を撮って、と寄ってくる人に気をつけて」と言われました。
たくさん聞かされて、個人旅行をするようになってからはそれらが役立ちました。
もう古い本で絶版だと思いますが、この本はとても参考になりました。
旅に出る前にいつも読んでいきます。
そのほかに、旅に出る前には「地球の歩き方」をよく買うのですが、この本の「トラブルの傾向と対策」がまた参考になります。トラブルの様々な事例が載っています。
詐欺やスリの手口は変化していくので、なるべく新しい刊がいいようです。
私自身は幸い一度も実害に遭っていませんがヒヤッとしたことは何度かあります。
・バンコクで路上パフォーマンスを見ていた時、バッグのファスナーを開けられそうになった。
・バルセロナのスーパーで女の2人連れにバッグを開けられそうになった。ずっと狙っていたらしかった。
・クレジットカードをスキミングされた。クレジットカード会社から連絡があって取り消してくれた。
凄いのを見たこともあります。
ツレとカフェテラスでお茶してました。隣の席でおしゃべりしていた女性のバッグ(足元に置いていた)を学生風の女が引ったくって逃げました。
ローラーブレードの靴を履いていて、離れた所からすごいスピードで走ってきてバッグを掴みピューっと走って逃げました。
店主が気づいて大声を上げたので店の客(ツレも)4-5人で女を追いかけ、路地でとり押さえました。バッグは持ち主に戻りました。
驚いたのはその後です。バッグを戻すとそのひったくり犯はそのまま解放されたのです‼️え?どうして?と驚きました。女は、チェッ、まずったなあ、という感じで去っていきました。きっとまたやるでしょう。日本ではあり得ないですよね。
次回は実際に遭遇したローマの詐欺師の話です。思い出すと今でも悔しいです。恥ずかしいけど読んでくださいね。
これは日本のトヨタ博物館のスプーン。
車作りのトヨタらしく、上がスパナになっています。