本の題名は(長いよ)
「シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室」
田島亮央己(たじまたかおき)
河出書房新社 1,900円
素敵でヘンな作品が満載。
ぜひ見ることをオススメします。
パンダ制作工程・デッサンから完成まで
というのがあるのですが、120(!)工程あります。おまけにその工程には
「あくまで参考程度に薄目でボンヤリ流し読みしてください。真剣に読むと、あまりの不親切さに五臓六腑が煮えくり返ります。」と作者の説明があります。
全ての作品が素晴らしくヘンですが
作者の田島さんの説明文がこりゃまたヘンで素晴らしいです。
ピエタ作品もいくつかあります。
ピエタというのは
聖母子像のうち、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く母マリア(聖母マリア)の彫刻や絵を指します。
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロのピエタが有名です。
バチカンで実際に見ましたが、弱々しくてちょっと拍子抜けしました。(まあマッチョなマリア様がいたら変ですが)
それに比べてこの本のピエタは力強い。
( タコピエタ )
ね、強そうでしょ。
私は断捨離のため本はなるべく買わないようにしているのですが、今この本を買おうか止めようかと悩んでいるところです。(たぶん買ってしまう)