(写真はパンフからお借りしました)
東京の迎賓館赤坂離宮(国宝)を見学してきました。
天皇陛下や政治家が海外の要人をお迎えするあの迎賓館です。時々TVのニュースで流れますね。
立派な建物や調度品に圧倒されました。
日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋宮殿ですから内部も洋風。庭はシェーンブルン宮殿に倣った花壇だそうです。
でも、、、もっと日本の文化に重きを置いた迎賓館だといいなあ、とちらっと思いました。
西洋プラス日本の要素もあるんですけど。
あ、この迎賓館の他に和風別館「游心亭」というのもあって、そこでも外国の賓客をお迎えするそうです。
見学前には並んでチェックを受けます。空港と同じような荷物チェックや赤外線のボディチェックです。ペットボトルや水筒はその場で少し飲む事を要求されました。
もちろん館内写真撮影禁止🈲です。スマホを手に持っているだけでもカバンに入れるよう注意されます。
見学者はそう多くなかったのでじっくり見学できました。係員の説明も聞け、疑問点は質問することも可能でした。
入場の際、『迎賓館 赤坂離宮』という詳しい冊子ももらえました。これは便利です。
おもしろいのは各所にある階段の昇り降りの際「1列になって(壁とは反対側の)手すりをお持ちください」としつこいくらい言われること。
後から係員に訳を聞くと、「白い壁に手の跡などの汚れや持ち物が当たって傷が付くと白い壁全体を塗り直さないといけないから」だそうです。納得!
いくつかのお部屋がありましたが一つだけ取り上げると
「花鳥の間」にある30枚の花鳥図は素晴らしかったです。大きな七宝焼きでできた絵です。
TV番組「美の壺」で観た人もいるかもしれませんね。
外に出てお庭を見ました。
私は立派な枝ぶりの大きな松(クロマツ)がステキだと思いました。日本的風格を感じます。
11月というのにとても暑い日でした。
爽やかなよいお天気で、噴水のエメラルドグリーンと建物の白と松の緑が青い空に美しく映えました。
素敵な見学でした。機会があったら行ってみるのも楽しいですよ。見学料は1,500円でした。