リンゴの絵と、GoT oトラベルキャンペーンの地域共通クーポンを使った話です。
< リンゴ >
山形県で買った「陽光」という品種のリンゴです。
おいしいリンゴでした。
<GOTOトラベルの地域共通クーポンについては以前に書きましたが、もう一度書きます。
*1000円の金券と同じように使えます
*お釣りは出ません。
*旅行する土地で使えます。
*旅行期間中のみの利用です。
*使えるお店には表示されています。
私は11月初めに、青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島6県の、紅葉を見るツアーに参加しました。
そのころ、東北地方はまだコロナ感染者が少なかったです。
地域共通クーポンはツアーの始まりの時、なんと24枚、24,000円分も渡されました。正直びっくりしました。ツレと二人ですから48,000円分あるわけです。
いつも旅行ではあまり土産を買いません。
いったいこれをどう使おう?
他のツアー客も皆同じ反応でした。
紅葉を見る目的のツアーなので、買い物だけの場所へ寄るような旅程になっていません。自由時間もありません。
カニ・ウニなどの海産物や◯◯牛などの食事に使えるといいのですが、3食付きのツアーです。
紅葉を見るために立ち寄った観光地と、昼食のため寄ったお店で、短時間にどんどんクーポン券を使いました。じっくり考えて買う暇はありません。
値段もろくに見ず適当に土産を買う経験は初めてでした。
地域共通クーポンにはさらに制約があって、利用できるエリアが決まっています。
「岩手県」で発行されているクーポン券なら、岩手県のほか、県境を接している青森県・秋田県・宮城県で使用可です。
「福島県」で発行されているクーポン券は、福島県・山形県・宮城県で使えるということです。
頭の中に東北地方の県地図が入っていない私は、いちいち地図で確認しながら使いました。
珍しく欲しいグラスがあったので聞くと「クーポン券不可」でした。その店ではしかたなく現金で買いました。(これが普通ですよね)
リンゴが欲しいと思ってもなぜか見つからず、だんだんクーポン券がわずらわしくなりました。
バスの中で「やっと(クーポン券を)使い終わった」「よかったですね」なんて会話も聞こえました。
他のツアー客の中には、米を買って送った、とか、籠を買ったとかいう人がいました。
山葡萄のツルなどで編んだ籠バッグは数万円もします。よくデパートの◯◯県物産展に並んでいるようなものです。
なるほど賢い買い物だ、と思いましたが、立ち寄る店が少ないのでなかなか見つけられませんでした。
お店の人は、今まで閑散としていた店にGOTOトラベルで賑わいが戻りうれしい、と笑顔でした。
今、全国的にコロナ感染者が増え、政府はGOTOキャンペーンの運用見直しを検討中です。どうなるのでしょう?
立場により運用見直しに対する考えはさまざまです。
「今でももう一度GOTOトラベルに行きますか?」と聞かれたら、私の答えは「NO」です。