トベラの絵と、コロナ禍でのツアー旅行で驚いた、ある旅館の厳しいコロナ対策です。
< トベラ >
ウォーキング中、いつも見る植え込みです。春は白いかわいい花が咲き、秋には青い実ができます。
その実が3つに裂けると中に赤い種があるのですが、ネバついた糸で繋がっています。これが鳥のクチバシなどにくっついて運ばれるそうです。
< コロナ禍でのツアー
驚いた旅館の厳しいコロナ対策>
今回はバスツアーでした。
バスや列車や観光地やお店で、さまざまなコロナ対策がされていました。
マスク着用・検温・大声禁止・横並びの席・たびたびの換気など、どこも徹底していて、コロナ対策疲れしたというか慣れてしまったというか・・・
ホテル玄関の石像にもマスク
旅行に出る前は、自分が感染しないように、とばかり思っていましたが、受け入れる側も感染しないように必死なんだということを実感しました。
なかでも「ここまでやるのか」と驚いた宿があります。
「日本のホテル旅館100選」に40年連続入賞の純和風旅館です。(5つ星の宿です)
*まず旅館特有のお迎えはなし。スーツケースも客が自分で運びます。
*部屋の説明など、部屋での中居さんのご挨拶もなし。
*部屋でお茶を飲む湯飲み茶わんは紙コップでした。ティーバックは2回分ありますが紙コップはひとつ。
*風呂(温泉)の脱衣所は市松模様のように一つおきに紙が貼られていました。
洗面所も同じ
*風呂へ行くときに履いていたスリッパは下駄箱へ入れずに、ビニール袋へ入れて脱衣所まで持って行くように、と。
*もちろんカラオケ、ラウンジ、サウナは禁止。売店も時間短縮。
*食事会場は、大広間に個々のテーブルを点在させていて、「食事の提供については接触を避けるため2回までとします」という徹底ぶり。
ご飯はテーブルにお櫃が置かれていて自分でよそう、お味噌汁は自分で温める(チャッカマン)ということです。
*1泊しても従業員と接したことはほとんどありませんでした。老舗の旅館でこれには驚きました。
でも、サービスが悪いとか感じが悪いとか、そんなことは一切ありませんでした。
従業員の安全確保に全力をあげていて、むしろ好感が持てたくらい。
きっと客へのサービスと従業員の安全を両立させる対策を、みんなで考えて出した結論なんでしょう。
愛知県の地方市で、マスクもせずに野菜と向き合った毎日を過ごせるのは、楽で幸せだなあ、と思います。