激しい母の怒りに怯えた たあくんが考え抜いてたどり着いた一言は・・・
< ド ク ダ ミ >
ドクダミは多くの薬効を持つ草として利用されていますが、とにかくくさいですね。人に会う前には、ドクダミの生えている庭の草取りをしないようにしています。
(庭のドクダミ)
先日TVで、猟師さんが獣用のワナを仕掛けた後、人間の匂いを消すためにドクダミを使っていました。なるほど、それだけ匂いがキツイのか、と思いました。
白い十字の花は可愛く、葉もハート型でおしゃれなんですがね。
** さんたろうの日記 **
(No.24)
さんたろう(通称たあくん)が3〜4才の頃の出来事を文とイラストで再現しました。(たあくんは現在、成人になっています。)
登場人物は いち子 (姉1)
にい子 (姉2)
さんたろう ( 弟 )
さんたろうは3人姉弟の末っ子です
保育園に通っています
< 母の怒りにたあくんは >
Xmasプレゼントは大好きなセイントセイヤのおもちゃでした。
ある日、母は忙しく仕事をしていました。大事な仕事だから邪魔しないように、と言ってあったのに、たあくんはふざけて、仕事の書類の上へセイントセイヤの箱をドサッと投げたのです。
おまけに何ということか、「それ、下へ片付けとけよー」と言ったのです。
おもちゃは1階のおもちゃ箱へ片付けることになっています。
何と言っても自分で片付けようとしません。
書類をぐちゃぐちゃにされた挙句、片付けとけよー、と言われて怒り狂った母は、たあくんの胸ぐらを掴んで
「これは誰のものなのっ?!
誰が2階へ持って来たのっ?!
お母さんなのっ?!
たあくんなのっ?!」
と叱り飛ばしました。
普段こんなに叱られた事のないたあくんは、あまりの剣幕に怯えて動けません。黙ったままのたあくんに
「持って来たのは誰っ?!」
としつこくせまる母。
たあくんは暫くしてから(たぶん一生懸命考えたのでしょう) 小さな声で
「サンタさん」
とポツリとつぶやいたのでした。