竹富島を歩いているとあちこちにお墓がありました。
TV番組で、沖縄のお参りはお墓の前でみんなで食事したり踊ったりして賑やかだ、と見たことがあります。
石垣島のタクシーの運転手さんの話
「うん、みんなで楽しく騒ぐよ。
本土復帰の後、石垣も火葬にするようになったけど、それまでは土葬だったの。遺体をそのまま墓へ入れて2年間そのままにしておく。2年経ったら開けて骨を骨壷に入れて墓の奥の方へまとめて置くの。墓は大きいからね。」
ー2年経たないうちに誰か亡くなったらどうするの?
「もし2年間経たないうちに死ぬ人があったら新たに墓を作ってそこへ入れるの(仮置き)」
「火葬するようになってうんと楽になったよ。正月・盆は旧暦でね・・・」
話好きの運転手さんの話は尽きない・・・
🌟
竹富島をしっかり観光しましたが、やり残していることが一つありました。
それは・・・星空を見ること。
SNSでは「竹富島は世界で一番星のきれいな島」とあります。世界で一番は大げさでしょうがたしかによく見えるらしい。
星を見るために夜中に外へ出ました。真っ暗で何も見えませんが空の星は見える。スマホのライトを頼りに星がよく見える所へ。漆黒の闇だと星がよく見えるんですよね。
雲もなく満天の星。ずっと見てると首が痛くなりました。それで寝転んで見られる海岸へ行こう、ということになり、スマホのライトで進みました。
突然、草の茂みから「ホー」と何かの鳴き声。その声に呼応するように離れた所でも「ホー」の声。
ハッとしてSNSに書いてあったことを思い出しました。
ー竹富島の夜は外出禁止 ー
竹富島の夜は生き物の鳴き声と波の音だけ
真っ暗です
街灯はありません
あるのは白い道だけです
誰も歩いていません
警察もいません
ないないづくしです
ハブはいます
大きいヒルもいます
きゃああ、とたんに怖くなり引き返しました。いくら血清があってもハブに噛まれるのはごめんです。
竹富島で星の観測をしたいときは、夜勝手に歩かず星空観測ツアーに参加するのがいいかもしれませんね。
ハブに会わないでよかった・・・