sutekidaneの日記

愛知県の草花のスケッチと、虫や鳥など生き物のおもしろい話です。

エミータS.286/カイドウ/照ノ富士

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苦しい時のおまじないは「琴風」から「照ノ富士」へかわりました。

 

 < カイドウ(海棠)   >

桜の後に咲き始めるのがカイドウです。桜とよく混同されがちですが、カイドウはりんご属なので別の植物です。

カイドウ(海棠, またはハナカイドウ)は花楩が5センチメートルほどで下へ垂れるのが特徴です。

下向きに咲くので、春先によく降る雨にもわりあいに傷まず咲くそうです。

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私は桜よりカイドウの方が美しいと思っていたら、中国の玄宗皇帝が楊貴妃の美しさをカイドウの花に例えた、という話を読みました。

中国では詩歌や絵画の題材として愛好されているそうです。

 

 

  < おまじない >


  照ノ富士関 

     優勝おめでとうございます

 

若い頃、どん底の人生について悩んだ時(誰でもありますよね)、雑誌で内館牧子さんの書いたものを読みました。

 

「苦しい時のおまじないはコトカゼコトカゼよ」

琴風は関脇から怪我などで幕下へ陥落。付き人はいなくなり雑用もやらなくてはいけないなど、地獄をみるような待遇の変化。でも琴風はクサルことなく努力して大関へ昇進を果たした。

「それまでの苦しみはすごかったはず。

皆さんも苦しい時にはそれを思って、コトカゼコトカゼと唱えて頑張りましょう」

 

ふーん、そうか、とすぐ感化される私はその言葉に納得して、私の苦しい時のおまじないにしてきました。

 

そして今、序二段まで転落した照ノ富士が復活優勝しました!ずっと応援していました。

 

4年前に名古屋場所を見に行った時に買ったうちわです。

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照ノ富士もあります。

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その時買ったパンフレットです。

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大関照ノ富士の勇姿

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この仁王様みたいな顔が好き。

この時は大関が4人いました。

稀勢の里琴奨菊豪栄道照ノ富士

今残っているのは照ノ富士だけです。

 

よくやめずにここまで続けてきたなあ、と涙が出ます。来場所は大関昇進が確実ですよね。

おめでとう㊗️照ノ富士

 

そしてこれからの私の苦しい時のおまじないは「テルノフジテルノフジ・・・」

になりました。

 

  * おまけ *

今の私の照ノ富士以外のお気に入り力士

  宇良  千代の国  翔猿

  隠岐の海 志摩ノ海  でーす(^^)

エミータS.285/サヤエンドウ/三太郎日記❹発表会

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たあくんの合奏発表会の練習風景。パートはカスタネットですよ!

 

  < サヤエンドウ >

これは昨年4月に描いたものです。

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どんどん花が咲きどんどんサヤエンドウになるので、どんどんとりました。収穫は楽しいです。

 

こちらは今年の初物の5個のサヤエンドウです。初物なので記念にスケッチしておきました。

① まずはスケッチ(写真を撮る前にうっかり1つ塗ってしまった。)

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② 薄く塗る。光っているところは塗らずに白のまま残します。これがポイントです。

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③ 濃いところを塗ります。

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時間がなくて2つでやめました。

 

1日目にスケッチして、次の日に彩色なので、サヤエンドウの乾燥を避けるために袋へ入れて冷蔵庫へ。

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2日目も元気なままでよかった。

 

 

 ** さんたろうの日記 **
            (No.❹)

さんたろう(通称たあくん)が3〜4才の頃の出来事を文とイラストで再現しました。(たあくんは現在、成人になっています。)

登場人物は  いち子 (姉1)

       にい子 (姉2)

                    さんたろう ( 弟 )

      さんたろうは3人姉弟の末っ子です

  保育園に通っています。

 

  < 合奏発表会の練習 >
発表会の練習の様子です。

先生の熱意のもと、園児全員が一生懸命練習しています。もちろんたあくんも。

たあくんのパートはカスタネットです。

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たあくんのことば

「(この練習は)2階のホールでやるの。ホールの後ろはカーテン!前はねー大事な機械のねーカーテンがあるのっ!」

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「ピアノは先生が弾くの。

(出演は)カスタさんでしょ、すずさんでしょ、タンバリンさんでしょ、そしてギンギンの線のやつ。」

わかります?トライアングルのことですよね。

 

エミータS.284/オダマキ/三太郎日記❸ゴキブリその1

 

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たあくんの苦手なものはゴキブリです。涙が出てしまうくらい怖い。

 

 

 < ミヤマオダマキ(深山苧環)  >
花の濃い紫色と変わった形に魅せられて買ってきました。

 

オダマキ(苧環)というのはこれです。↓

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紡いだ糸を巻きつける物だそうです。その苧環に似ているからオダマキとついたとのこと。似てますか?

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別名はこれまた糸繰草(イトクリソウ)だそうですよ。

 

① 先ずはスケッチ

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② これでは寂しいから葉も入れよう

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かなり賑やかになりました。よしよし。

邪魔な葉は切り落としたり

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洗濯バサミをオモリにして葉の位置を変えたり工夫します。

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よしよし。

 

③薄く色塗り

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④濃いところや影を付けて

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⑤ さらに全体の色を調節して

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ハイできあがり。少しずつ描いて4日かかりました。ふう、けっこう疲れた。

 

⑥ その後は庭に植えました。f:id:sutekidane:20210326085108j:image

説明のラベルには「寒さにはとても強く野外でも越冬できます」とありました。

 

 

** さんたろうの日記 **
            (No.3)

さんたろう(通称たあくん)が3〜4才の頃の出来事を文とイラストで再現しました。(たあくんは現在、成人になっています。)

登場人物は  いち子 (姉1)

       にい子 (姉2)

                    さんたろう ( 弟 )

      さんたろうは3人姉弟の末っ子です

  保育園へ通っています

 

<弱虫たあくんとごきぶりホイホイ

たあくんはある日スーパーでごきぶりホイホイを見てから、気になって仕方がありません。怖いみたいです。

ごきぶりホイホイの箱に、三輪車に乗ってる絵があったので「しゃんりんしゃで来るんでしょう」とヒヤヒヤです。

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「ごきぶりは夜しか出てこないから大丈夫だよ」と言ったのですが

「たあくん夜寝ないよー。ごきぶりさんがお顔ぺろぺろするかもしれんからねー」

そして「お母さん、お願いだからごきぶりさんをやっつけてよー」

 

   ➖ ごきぶり2話へ続く🪳 ➖

 

エミータS.283/ムスカリ/三太郎日記❷くちゃくちゃ

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たあくんは汚いことも平気です。今日も何かをクチャクチャ食べて・・

 

   <  ムスカリ  >
暖かくなってムスカリが花盛りです。

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あちこちの花壇で、畑で、道端で、まるで雑草のようにたくさん咲いています。

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そんな一般的なムスカリですが、Wikipediaで見たら

「日本では1980年ごろから市場に出回った」とあります。

そうです。私も覚えがあります。ちょうどその頃初めてムスカリの球根を植えて咲いた花の可愛さに愕いた記憶が。

それからあっという間に広まっていきました。

 

ムスカリは何も世話してないのに、庭で毎年たくさん花を咲かせますが、球根を太らせるためには花がらを早めに取り除くといいそうです。

 

 

** さんたろうの日記 **
            (No.2)

さんたろう(通称たあくん)が3〜4才の頃の出来事を文とイラストで再現しました。(たあくんは現在、成人になっています。)

登場人物は  いち子 (姉1)

       にい子 (姉2)

                    さんたろう ( 弟 )

      さんたろうは3人姉弟の末っ子です

  保育園へ行っています。

 

<  くちゃくちゃ  >
今日のたあくんは煮物に入っていた油揚げを、口の中でくちゃくちゃとずっと噛んでいます。

 

そしてくちゃくちゃで形がなくなった油揚げを手のひらに乗せて、家族みんなに見せて回っています。

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「噛んだものなんて人に見せないのっ」と注意されたたあくんは、手のひらに乗せたのをギュッと握りしめて(煮汁と唾液の混じったものが垂れた)、ポイっとくちへ入れて食べました。

みんなは「ウエーッ!」とびっくり。

 

エミータS.282/さんたろうの日記❶

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エミータブログの新顔3人です。よろしくお見知りおきくださいね。

 

  ** さんたろうの日記 **
            (No.1)

さんたろう(通称たあくん)が3〜4才の頃の出来事を文とイラストで再現しました。(たあくんは現在、成人になっています。)

登場人物は  いち子 (姉1)

       にい子 (姉2)

                    さんたろう ( 弟 )

      さんたろうは3人姉弟の末っ子です

  保育園へ行っています。

 

  < たまごやき >

保育園のお友達の「たまごやき」がとてもうらやましかったようで、「たあくんも作って」と言われました。

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たあくんは説明をうまく伝えられないので、満足するたまごやきができるまで3日もかかってしまいました。

 

次回からときどき掲載しますので、

よろしくお願いします  🙇‍♀️

 

エミータS.281/ハナニラ/落ちた桜

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ポトリと落ちた桜は風のせいではない、じゃあ誰が落としたの?

 

  <  ハナニラ (花韮)  >

ウォーキング途中で、おや、こんな所でハナニラが咲いた、と思いながら歩いていると、あっちでもこっちでもハナニラを見るようになります。

 

花は自分に合った時季になるときちんと咲き始めますね。

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葉がニラに似ていて、切るとニラの匂いがするのでハナニラ

白い花びらにくっきりと紫の筋があるのが美しいです。

 

早春に星形の花を咲かせるので

スプリングスターフラワーとも呼ばれるとか。そのものズバリの名ですね。

 

   < 落ちたサクラの花 >
色が薄くて見にくい絵で申し訳ないですが、桜の木の下にこうして花びらが散ることなく、花のままポトンと落ちている桜があります。

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激しい雨や風で落ちたのだと、ずっと思っていました。せめて絵にでも描いて残してあげよう、と思って描いたもの。

ところがこれはスズメの仕業だそうです。

 

ヒヨドリメジロはそのくちばしで桜の花の蜜を上手に吸えますが、

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        (庭の餌場で)

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くちばしの短いスズメは花をちぎって蜜を吸うのだそうです。

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林野庁の平田美紗子さんの本「みぢかな樹木のえほん」(ポプラ社)に書いてありました。

上の写真でくちばしを見比べてみてください。

 

 

エミータS.280/ガーベラ

 

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*お店で買ってきた美しいガーベラ嬢の心の声を紹介します。

 

 

  * ガーベラのつぶやき *

わたしたちガーベラは繊細だから、花屋さんではこうしてお顔を守られてるの。

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フェイスガードを外したらパッと開いてこんなにきれい(^^)  オホホホホ

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あらま、ひ、ひ、ひどいわ。きれいなお顔にラクガキなんかされちゃった 😭

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まあ、気を取り直して、っと。スケッチさせてあげるわ。きれいに描いてね。

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薄い色も塗らせてあげる

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濃い色も塗りたいのね、いいわよ。でもちょっと私疲れてきたみたい。

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ああ、もう疲れちゃってダメ・・さようなら〜

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かくして

花は死して絵を残す

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     ➖  完  ➖