ポトリと落ちた桜は風のせいではない、じゃあ誰が落としたの?
ウォーキング途中で、おや、こんな所でハナニラが咲いた、と思いながら歩いていると、あっちでもこっちでもハナニラを見るようになります。
花は自分に合った時季になるときちんと咲き始めますね。
葉がニラに似ていて、切るとニラの匂いがするのでハナニラ。
白い花びらにくっきりと紫の筋があるのが美しいです。
早春に星形の花を咲かせるので
スプリングスターフラワーとも呼ばれるとか。そのものズバリの名ですね。
< 落ちたサクラの花 >
色が薄くて見にくい絵で申し訳ないですが、桜の木の下にこうして花びらが散ることなく、花のままポトンと落ちている桜があります。
激しい雨や風で落ちたのだと、ずっと思っていました。せめて絵にでも描いて残してあげよう、と思って描いたもの。
ところがこれはスズメの仕業だそうです。
ヒヨドリやメジロはそのくちばしで桜の花の蜜を上手に吸えますが、
(庭の餌場で)
くちばしの短いスズメは花をちぎって蜜を吸うのだそうです。
林野庁の平田美紗子さんの本「みぢかな樹木のえほん」(ポプラ社)に書いてありました。
上の写真でくちばしを見比べてみてください。