< 皇居東御苑
(こうきょひがしぎょえん) >
皇居東御苑は、天皇皇后両陛下のお住まいになっている皇居の一角(東側地区)にある、皇居の附属庭園です。
つまり「皇室のお庭」ですね。
入場無料で見学できるというので行ってみると、ちょうど「本日無料ガイド実施」とあります。
ボランティアガイドの方が案内してくれるというのです。ラッキーです!
自分でただまわるよりずっといいです。
この日の参加者は12人、2手に分かれて参加しました。少人数でいいですね。
大手門から入ってすぐ三の丸尚蔵館(しょうぞうかん)があります。
ここは皇室のお宝(絵画・工芸品など)を保管しているところ。9500点の美術品を収蔵しているのですが、現在、新施設への移行準備のため休館中でした。
Yさんはとても残念そう。😔
来年、令和5年秋に新オープンとのことで「絶対来る」😤と言ってました。
私はあまり興味がありません。この違いが日本文化への知識の違いに現れるんでしょうね。😝
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次に私が目をひかれたのがたくさんある石垣です。
中之門跡、中雀門跡とありますが、上にあった門はなくなってしまい、石垣だけが残っています。
大きな石ばかりです。一番大きい石は35トン、船で運ばれたそうです。
それらの石がまるでカッターで切ったようにスパッと切られきれいに積み上げられています。
ガイドさんが「昔だから機械でなくノミで切られてるんですよ」
驚きました。大きな石もノミの跡がしっかり付いていました。
ブロガーの旅福さんが「石垣が好き」と言って石垣愛を熱く語っていましたが、私にはさっぱり理解できませんでした。
でも実際にこの石垣(↓)や
この石垣(↓)などを見て
それぞれの石垣の説明を受けると、旅福さんの石垣への愛がわかるような気がしました。今回の収穫です。
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さてガイドツアーはこんなふうに進みましたよ。(黒いペンのように進んだ)
「野草の島」という所があります。
四季折々に花や実を楽しめるよう、野草や花木が植えられている所です。
普通は足を踏み入れられませんが、ガイドさんと一緒なので入って見ることが出来ました。またまたラッキー!でした。
いい所でしたよ。
2つだけ紹介します。
☘️ 「タラヨウ(多羅葉)」の木
おお、ずっと見たいと思ってた木です。この木ご存知ですか?
葉が、肉厚で20cmほどもある長楕円形。昔この葉の裏面に経文を書いたり占いに使ったそうです。だから寺社にあるとか。
裏面を傷つけると字が書けるので、手紙にも使われた。恋文でしょうね。うふふ。貰ってみたい。
今でも切手を貼って葉書として出せるそうです。誰かちょうだい(^^)
そんなわけでタラヨウは郵便局のシンボルツリーです。
これもずっと見たかったんです。
別名「嫁の涙」 何でしょうか。
この木は葉の上に花が咲くんです。
花が終わると当然実がなる。実(み)は葉の上にできるというわけ。これが嫁の涙ですね。
さて続いて案内していただくのは天守台ですが、私たちは次の予定があるので途中で退出しました。
無料ガイドツアーは私たちのように途中退出もOKです。
同じグループに参加されたご夫婦は
「東京駅で列車の切符が遅い時間しか取れなくて、余った時間を潰すために来たんです。ラッキーでした」と言ってました。皇居東御苑は東京駅からすぐです。
実は無料ガイドには「自然観察会」という植物ガイドもあるんです。
次に来る時、Yさんは新尚蔵館へ
私は自然観察会へ、というのもいいなあ。
皆さん、東京駅でお暇ができたら
東御苑へいこう!(^^)