図書館で借りた本が尽きてしまって途端に退屈になりました。仕方なく家の本棚から選んで読み始めた本がこれ。
何度も読んでボロボロというかバラバラです。昔の本なので活字も小さくて読みにくい。
➖ナチスのメンゲレ博士が残党と共にナチス復活のための悪魔のような計画を立てて実行していくという話。謎と恐怖のサスペンス巨編です。表紙の男の子の目を見てください。
凄い絵ですね。目の中の鉤十字がこの小説の内容をよく表しています。
グレゴリー・ペック主演で映画化されています。ラジオドラマでも聴いたことがあります。
アイラ。・レヴィンはアメリカの作家で2007年に亡くなりました。。残念。
この「死の接吻」も好きです。なんと23歳の時の処女作で数々の賞もとっています。
➖才覚と美貌に恵まれた野心家の青年が、財産目当てに大富豪の3人の娘を次々に手玉に取って殺していくが、最後には破滅してしまうという話。
この本も、男のギラギラした野望に惹かれて何度か読みました。
本棚にはこの本のペーパーバック版もあって、これも繰り返し読んだんですよ。
このペーパーバックの挿絵がいい。
↑大富豪の娘をターゲットにする
↑うまくいかなくて殺す
↑また次の娘を狙う
もちろん映画化もされていて主演はマット・ディロン。
➖おぞましい悪夢にうなされた夜、ローズマリーは身ごもった。異常な激痛と生肉への執着。やがてローズマリーは悪魔の子を出産する・・・
大都会に住む現代人の狂気と孤独を描いたモダンホラーの金字塔です。
これも映画化されています。主演はミア・ファロー。
続いて「ローズマリーの息子」も出版されました。
これはあまり面白くなかった。でも映画化はされています。観てません。
アイラ・レヴィンはこれらの小説について「『ローズマリーの赤ちゃん』が『エクソシスト』や『オーメン』の先導となったことに罪悪感を感じる。私はサタンを信じていないが、これらの本でどの世代もサタンをより信じるようになってしまった」
と語っています。
もう一冊「ステップフォードの妻たち」という小説もあって映画化もされているようですが、私は未読です。どなたか読んだ方がみえましたら感想を聞かせてください!!
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古い本の話ばかりでなく新しい本の話にしましょう。
今日、いいニュースがありました。
特捜部Qシリーズ(ユッシ・エーズラ・オールソン)
の新刊「特捜部Q/カールの罪状」(ハヤカワミステリ)がいよいよ6月に発売されるそうです。ブロガーさんの中にも特捜部Qのファンがみえましたよね。
いよっ、待ってました‼️
ということで、これは図書館へ予約などせずにAmazonへ購入予約しました。6月には読めます。ワクワク。🤗