田植えの後の苗がそよそよ揺れる私のお好みのウォーキングコース。
梅雨空だけど日差しは厳しくなく、ランラララン、、、と快適です。
おや?そんな道に熱心に何かをとってるおじさんの姿。バケツとタモを持っています。
エミータ「何とってるんですか?」
おじさん「ジャンボタニシを取ってるの。稲の苗を食べちゃうの。昔はこんなものいなかったんだけどね。」
ほんとだ。田んぼをうようよ泳いでる。
ジャンボタニシ(正しくはスクミリンゴカイ)は南米原産の淡水巻貝でタニシではないそうです。食用として日本へ持ち込まれたもの。
田植え後2〜3週間の柔らかい稲が好物ですごい食欲で食べるそうです。
おじさん「まだ苗が小さいうちにこんなに食べられてはねえ。朝から駆除に来るんだけど、毎日だからイヤになっちゃうよ。」
道にはおじさんがとって踏み潰したジャンボタニシと卵が点々と、、、
赤いのが卵
おじさん「この前は中国人がタモでとってるんで、ああありがたいと思ってたら、田んぼの中の方まで入って行ってとってるの。苗を踏みながら。」
エミータ「中国人さんはジャンボタニシとってどうするんですか?」
おじさん「食べるんだよ」
じぇじぇじぇ!!! びっくり!!
不味いそうだけどその昔日本人も食用に輸入したから同じか。
そしてその卵がこれ↓
あっちにもこっちにも
緑の稲の中に紅色の卵が毒々しい。
実際に有毒なので触らない方がいいそうです。
数年前、愛知のお隣の三重県松阪市の田んぼで大発生して田が丸坊主になったというニュースを見ました。
困ったもんですね。