エノコログサの絵と、車のボンネット下に入り込んだ野良猫の話です。
エノコログサはどこでも見られる野草です。触るとふわふわして気持ちがいいですね。
別名の“猫じゃらし”は、花穂を揺すると猫がじゃれて遊ぶことから。だれでも一度はやったことがあるでしょうね。
犬は飼っていましたが、猫は飼ったことがありません。嫌いではないのですが縁がありませんでした。
でも玄関では、3匹のかわいい猫が演奏しながらお客様をお出迎えしていますよ。
<車に入り込んだ野良猫>
車のあたりで猫の鳴き声がしました。どうやら車の中らしい。
ボンネットを開けて覗いてみたら、猫が中で動きました。おどしたりつついたりしても、エンジンやラジエーターの隙間を移動して出て行きません。
前にもブログに登場した生物学者のみーさんにどうすればいいか聞いたら、
「すぐJAFを呼べ!」
呼びました。JAF隊員さんと私とツレの3人で、車を揺すったり下へもぐったりジャッキで持ち上げたり奮闘すること1時間。動きがありません。どこにかくれているのか?
暑い夏の日でもJAF隊員さんは制服姿です。きっと汗びっしょりだったと思います。
結局「わからない間に外へ出て行ったのかもしれない。(そう思いたい!)様子を見ましょう」という結論でJAF活動は終了しました。
その後、ひやひやしながら車に乗りましたが、何ともなかったようでよかった。
でもみーさんに知らせたら、きっと
「1年後に車内で白骨死体発見!」
と言うと思います。
<野良猫が子どもを産んだ>
どこかでミーミーと小さな鳴き声がするので探したら、物置小屋と地面の隙間で数匹の子猫が生まれていました。
まだ目も見えなくて動きも緩慢な赤ちゃんネコたち。
こりゃ大変!と近所のはーさんに相談したら
「そんなの橋の上からポイだわさ(名古屋弁)」ええっ!?
「はーさん、そんなことできるの?」
「わたしゃ できんよ。」
ということは”あんたならできるわよ“ということですか。
そんな橋ポイのできない私は、空き地のしかるべき場所へそーっと赤ちゃんネコたちを移しました。(実際は頼み込んでツレにやってもらった。)
しばらくの間、子猫がミーミー鳴く声と、そばにいる母猫の姿が見られました。その後はどうなったかわかりません。