干し椎茸の絵と、椎茸のなる木でボコボコ300個収穫の・・黒歴史。
女性週刊誌に若い女性が椎茸を育てた体験を書いていました。
宴会の福引きで当たった椎茸栽培木を育てたら”ボコボコと100個くらいできた“というのです。
よし、私も!と、椎茸栽培の木が農園店に並ぶのを待ちました。いつでも売っているというものではありません。
店のおじさんに育て方を聞き、「たくさんできるから頑張ってね」と言われ、嬉しくなって”しいたけの成る木“を3本購入。1本2000円弱でした。
やる気満々。
説明書が付いていました。↓
うれしいなー、椎茸がたくさんできたら友達を呼んでしいたけパーティをしよう。焼いて生姜醤油で食べたらおいしいだろうね。
1人何個まで、なんてケチなことはやめよう、なんせ100個✖️3本=300個できるんだから。
好きなだけ食べてね、持ち帰ってもいいわよ、と太っ腹な所を見せよう。なんせ300個、もし余ったら干し椎茸にしようかな。クックパットで見て作ろう。お正月のおせちには含め煮を入れよう・・・
夢は果てしなく広がって行きました。
とらぬ狸の皮算用を飛び越えています。
らんらんらららん楽しいなー♩
説明書によると”浸水操作“が必要なようです。
資材を買って浸水させました。そして毎日水をやります。
昔話のさるかに合戦の「はやく芽を出せ柿のたね」のように、しいたけパーティを夢見てせっせと世話をしました。
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ところが、です。
結果から言うと、できたしいたけはなんと5個‼️でした。
何が失敗の原因だったのかよくわかりません。ひよっとすると、途中で旅行に行って水やりをサボったのがよくなかったのかも?
300個が5個・・・
そんなことってあります?
私のしいたけパーティの夢はガラガラと音を立てて崩れて行きました。
後に残った3本の”しいたけの成る木“
1本は行き場も無く、庭の隅に放置されたまま。
白い丸は菌が埋め込まれたところ。黒く穴があいているところはしいたけができて収穫したところです。
2本目は、庭で焼き芋をするときに「ちょうどいい木だ」と燃料にされました。
残りの1本はどうなったのか記憶にすらありません。
今でもその農園店では、時季になるとその木が並び、横におじさんがいます。
毎年その木を売るということは、しいたけができるから買っていくということでしょう。つまり私の世話がよくなかったということで・・・
思い出したくない黒歴史がまたひとつできてしまいました。😢