息子と彼女はコロナ禍で結婚式を挙げられませんでした。
(息子とはエミータスケッチNO.282〜314、三太郎の日記のたあくんです。覚えてる方がいらっしゃるでしょうか)
日本中で沢山のカップルが式を挙げることができず今日に至ってますよね。
女性にとって結婚式や花嫁衣裳は憧れですから、彼女はかわいそうだと思っています。
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2人が「今日、婚姻届を出してきた」と写真を見せてくれました。
市役所に届けを出すと、大きなパネルの前で日付け入りの写真が撮れるそうです。
まあすてき、congratulations‼️
我が市もなかなかイキなはからいをしてくれますね。これは記念になります。
ほどなく彼女のお腹に小さな命が宿り、かわいいベビーが誕生しました。
この写真は、激しく泣いてる間に服がずれていった時のものだそうです。
彼女はベビーの世話でてんてこ舞いの日々ですが、幸いというか、彼の仕事は在宅ワークが多く、彼女のワンオペでもなく2人で協力して子育てをしているようです。
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「写真を撮るから◯日に来てくれる?」と彼が言いました。両家の父母も揃って結婚写真を撮るそうです。
当日、はいはい、と写真館へ行きました。
ちょっとン十年前の自分を思い出したりして・・・
(↑エミータS.364の私の姿)
あはは、お見苦しいものをお見せしまして失礼。
写真館のスタッフから
「お母様は大事な役があります。こちらへどうぞ」と呼ばれました。
そして
ベビーを抱っこする役を仰せつかりました。「頭を手でしっかり支えてください」
ベビーはまだ生後2か月で首がすわっていません。
ママの方はこの写真撮影のために産後の体をダイエットして3、5Kg落としたそうです。頑張り屋さんです。
そして2人は打ち掛けと羽織袴からウェディングドレスとスーツに替えて
モデルではない2人は普通に立つだけです。そこへカメラマンが声を掛けます。
「頭を傾けて」
「笑顔で」
「腰の辺りに手を添えて」
それだけで素敵な写真になりました。
プロというのはすごいですね。
エミータスケッチNO.284では弱虫のおチビさんだったたあくんは
今では母の私より30cmも背が高くなりました。写真が出来上がってくるのが楽しみです。
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ある日、彼が来て言いました。
「あのさー、オレたち新婚旅行へ行ってないんだよね」
そうでした。結婚した頃は海外への渡航はできませんでした。
「沖縄へ行こうと思うんだけど」
コロナも落ち着いてきたようですから、沖縄旅行はいいかもしれません。
「でさー、一緒に行かない?オレたち一応新婚旅行だからさー、時々赤んぼを預かってくれない?」
つまり、乳母と執事付きの新婚旅行をしようということか。
2家族それぞれが別に旅行を楽しんで、時々ベビーを私たちが預かる、という計画です。
いいでしょう、行きましょう。
※ 彼の名誉のために書き添えますが彼はマザコンではありません。私もそんなのはイヤですしね。
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早速2月の沖縄旅行を手配しました。
新婚旅行だから宿泊はデラックスなリゾートホテルです。
このホテルには“ベビーとお泊まりプラン”というのがあって、ベビーベッドやベビーカーや紙オムツ1日10枚・・・など至れり尽くせりです。
ホテルと飛行機の予約を終了しました。
2月は沖縄でプロ野球の春キャンプが行われます。
(↑3年前に見に行った時のパンフ)
我々は全員中日ドラゴンズのファンですから、もちろん予定に組み入れました。
3年前には日ハムの栗山監督に会えました。今回は上手くいけば日ハムの新庄ビッグボスを見られるかもしれません。うふふ。
↓「やあ、いらっしゃい」
ところが
ああ・・・
オ・ミ・ク・ロ・ン ‼️
どこまでコロナに祟られるのでしょう。
ああ、若い2人の運命や如何に!?